パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

名古屋の下町の殿堂 鈴蘭南座です

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東京では下町というと葛飾とか墨田とか一定の地区がイメージとして浮かびますが、名古屋はどうでしょ

う。

ここは名古屋市北区にあるスズラン通り商店街というところです。何度も自転車で通りを往復していても

しばらく商店街だとは気がつかなかった・・・そのくらいの商店街です。

その一角に旅役者にとっての御園座鈴蘭南座があります。

中にはいると舞台付の小さな体育館みたいな感じで、椅子席ではなく畳というかゴザというか、とにかく

そういう席です。名物のおでんと缶ビールを場内後方にある事務所みたいなところで買って鑑賞です。

ごひいきの役者が舞台にたつと、本当にいるんですねェ・・・壱万円札を何枚もご祝儀でその場で役者にあ

げるおばさまが。それも何人ものおばさまが・・・。

私が見たケースは、テレビでよくやる、お札をハワイのレイのようにしたものではなく、そのまま。しか

もいったん客席の他の客に見せびらかすようにしてから役者の襟元にねじこむのです。

役者もそのまま札が襟元から見えたまま芝居や歌を続けます。

金額に自信の無い?おばさまは大きなご祝儀袋をねじこんでいます。

こうしたおばさまの亭主のお小遣いはいくらかきいてみたいものですね。