2008年イスタンブール散歩行
旅に行ってもあまり土産を買わないワタクシであります。 休みを取って出かけますので、職場にお菓子程度は買って帰りますが、今回も自分用にはイスタンブー ルのショッピングセンターでネクタイを一本買っただけ。他人から見れば、近所のスーパーで買ったの…
イスタンブール最後の散歩も終わり、ホテルへ戻って帰国のための荷造りをしてチェックアウト。 フロントのお姉ちゃんの写真を記念にゲット。到着初日は迎えの車が遅れたりいろいろあったが、過ぎてしまえば楽しい思い出だった。 ある日彼女に前から思ってい…
いよいよイスタンブールも最終日。午前中には空港に向かって出発しなければならないので、もう遠出 はできない。 そこで、トルコはナッツ類が有名なので自分用の土産にエジプシャン・バザールにナッツ類を買いに出かける。 朝の市内は寒い。旅行期間中(1月…
ローマ時代のイスタンブール市内巡りを終わり、タクシム広場に戻ろうとバスを探す。 カーリエ美術館に来るときに降りたあたりでバスを待ったがバスは通り過ぎるだけで一向に止まらない。一人旅だとバス停一つ探すのも難儀である。 少し歩いてバスが固まって…
カーリエ美術館へ行くためにバスはアタチュルク橋で金角湾を渡り、そのままアタチュルク大通りを進 んで行く。 ほどなく古い橋みたいな石造りの建造物が道をまたいで建っている。 ヴァレンス水道門である。 ローマ帝国は土木建築国家であったが、ここでもご…
ヨーロッパサイドの新市街にあるオルタキョイから再びタクシム広場に戻り、こんどは金角湾の向こうにある旧市街にあるカーリエ美術館に行くことにした。 ずいぶんと非効率なコースだが、そこは一人旅の気ままさ。時間を気にせず思いつきで廻ることができる。…
朝の墓地巡りを終え、ぶらぶらとエミノニュ方面へ足を進める。今朝は天気は良いが、1月なので寒い。 定番となったスープの朝食を適当な店を探して食べる。今朝はレンズ豆のスープである。寒い朝はスープで体を温めるのが一番だ。 そのままカバタシュ経由でタ…
スレイマニエ・ジャミー(モスク)の内部見学ができなかったので、思いつくままに周囲を散歩すると隣になにやら中に入れる一角があった。 中に進むと…ムスリムの墓地だった。 塩野七生氏の本を読むとかつてはムスリムの墓地に異教徒が入り込むと殺されること…
イスタンブール徘徊も残すところわずかとなった。今朝はガラタ橋あたりから遠く眺めるだけでまだ訪れていなかったスレイマニエ・モスクを見学することにした。 このモスクはオスマン帝国がもっとも繁栄した16世紀、スレイマン大帝が帝国最高の建築家ミマー…
イスラム教では犬はあまり好まれないのか街角ではあまりみかけない。 そのかわりあちこちに野良猫がたくさん住んでいた。 町の人が面倒を見るのだろうか人に慣れていていて、我々観光客が近寄っても逃げることなくじゃれ ついてくる。 釣り人のそばではおこ…
格安のクルージングを楽しんだあとはカラキョイで下船。トラム経由でカバタシュへ向かい、そこから地下鉄に乗ってレヴェントへ向かう。ヨーロッパサイドの新市街の少し北に上ったあたりである。 レヴェント駅と直結しているメトロシティという名のショッピン…
メフテル鑑賞を無事達成したので徘徊3日目以降は特に明確な予定もたてず、行き当たりばったりでイスタンブール市街を散歩することにした。 まずは朝飯。今朝も勤勉なイスタンブールの勤め人に交じってパンとスープの朝食を外で食べることとした。 今朝は何…
タクシム広場まで戻り、両替を済ませる。冬は午後5時近くなるともう暗くなりかけてしまう。 タクシム広場は交通の要衝で市内バスのターミナルのほか地下鉄や地下ケーブルカーの駅もある。昼間はトラムやテュネルばかり乗っていたので今度はケーブルカーに乗…
ガラタ橋からの市内遠景に満足し、さらに坂をくだっていくとカラキョイのあたりの大通りに出た。 時刻は午後1時30分過ぎ。次の目的地の軍事博物館に向かうことにした。 軍事博物館は、タクシム広場からさらに北へ進んだところにある。 そのため、わかりや…
トプカピ宮殿の門を出て少し歩いたモスクの壁のところで、衣類の物売りが店を開いていた。見事にあっけらかんとした売り物の展示の仕方に感動してパチリ。 さて、トプカピ宮殿見学を終え、昼飯をどこで食べようかと思いを巡らした結果、昨晩はトラムで通り過…
ようやく平静を取り戻し入口近辺に戻ってトプカプ宮殿の見学を始める。冬の平日の朝のため、見学者も少ないようだ。 域内は庭園とたくさんの建物に別れている。有名なハーレムは午前10時の開館なのでまだ見学できないため、適当に他の建物に入る。 最初に入…
イスタンブール市街徘徊2日目を迎えた。 外が明るくなりかける午前7時ころホテルを出る。気温はかなり低い。手袋をしないと手が冷たい。摂 氏零度に近そうな気温だ。だが昨日と異なり今日は天気がよさそうである。日中は少し暖かくなるかもしれない。 イス…
イスティクラル通りをトラムで往復する頃にはだいぶ外も暗くなってきた。休憩はとったもののいつも の一人旅のように歩き詰めだったので、さすがにくたびれてきてイスタンブール徘徊一日目はこれで終了 することにした。 トラムを降りテュネルに乗り換えカラ…
ガラタ橋でしばらく釣りを見物したあと、朝早くから動き回っていて寒さと疲れでいささかしんどくなってきたので、いったんトラムに乗って戻りホテルで一休み。 一人旅の気安さから予定も立てないし、立ててもこうして気ままに変更できることが何といっても一…
金角湾に面するヨーロッパサイドの旧市街と新市街を結んでいる橋のうち観光客に一番人気のあるのがガラタ橋だ。 橋はエミノニュのトラムの停留所のすぐそばにある。橋は二階建てになっていて、上は道路になっていてトラムも通っており、歩道もついている。下…
(転勤のための引継ぎなどドタバタしていてなかなかアップできませんでした。気長に続けていきます) グランバザールの見学を終え、手に入れたアクビルを早速活用してトラム(トルコ語ではトラムヴァイ)に乗って今度はエジプシャン・バザール(スパイス・バ…
トラム・フェリー・地下鉄・バスなどイスタンブール市内の公共交通機関は,いずれも料金は均一の1.3リラ(約130円)である。切符は紙製のものではなく、コインの形をしたジェトンを停留所のそばにある白いブースで買い、自動改札機に放り込むのだ。 ト…
アヤ・ソフィアと四つ角を挟んで対角のところに小さな建物がポツンと建っている。一見するときれいな公衆トイ レのように見えるが、これが「地下宮殿」の入口の建物である。 イスタンブールの旧市街では何ヶ所もの地下の貯水池が発見されている。この「地下…
三世紀初頭,内戦状態にあったローマ帝国を再統合する際にローマ皇帝コンスタンティヌス帝が取った方策のひとつが新しい都市を建設して首都を移すことだった。 これがその後東ローマ帝国(ビザンチン帝国)の首都となったコンスタンティノポリス(コンスタン…
朝食後はまずブルーモスクへ。トルコ語ではスルタン・アフメット・ジャミーと呼ばれるこのモスクはオスマン帝国の大スルタン アフメット1世が建立したもので、完成は17世紀初頭。唯一6本のミナレットを持つ世界で一番美しいモスクといわれる。イスタンブ…
冬のイスタンブールは午前7時頃になってようやく薄明るくなる。朝食は8時からなのでその前に散歩にでかけることにした。 1階に降りるが狭いフロントには誰もいない。外に出るとかなり寒い。雨もぱらついている。地図を頼りに歩いていく。ホテルの前の坂を…
ようやくホテルに到着した。チェックインを済ませ部屋へ。部屋は2階。イスタンブールではイギリス式の階の数え方なのでFirst floorということになる。 ホテルの名前は SUR HOTEL。 SURは「壁」という意味らしい。ヨーロッパサイドの旧市街、マルマラ海に近…
アタチュルク空港に無事着陸し、機外へ出て順路にしたがってパスポートコントロールヘ。トルコは入国手続きに際して入国カードを書く必要はない。 列の後ろから前の人の様子を見ているとパスポートを係官に渡すと何やら尋ねられているようだ。今まで訪れた国…
成田からイスタンブールまでは12時間の飛行だ。中国上空、黒海周辺の国々の上空を経てイスタンブールに向かう。大した揺れもなく快適な飛行である。 搭乗してすぐトルコブルー色のスリッパが配られた。機内ではいつも靴を脱ぐのでスリッパがあるのは助かる…
午前6時過ぎにホテルを出て空港に移動する。早朝なので国際線出発ロビーは乗客などいないだろう、と思っていたら意外に見かけるものだ。だが売店はまだ開いていない。 午前6時半にカウンターに並ぶ。すでに大荷物をカートに入れた数人が並んでいる。早朝に…