パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

リスボン散歩行3 リスボン市内1日目①

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 いつものことだが、海外到着翌日は夜中に目が覚める。この日も午前3時頃に目が覚めてしまった。日
本にいる時の時間帯に目が覚めるようになった頃は帰国というのが短期旅行者の定めなのか。

 20時間以上の移動だったので、リスボン初日はただぶらぶらするだけにするつもりだった。
 朝食は午前7時からだが、目が完全にさめてしまったので6時から散歩。ホテルを出てすぐに切手の自
動販売機にであう。(ネットカフェからの投稿なので写真は後日投稿します)

 日本への絵葉書の料金は0.74ユーロ(どういうわけが数日後から0.01ユーロ値上げとなった)。ボタン
を押せば領収証もちゃんと出てくることに感激。

 来月にW杯を控えているせいか、町中にEusebioの写真を使ったポスターが溢れている。1970年の大阪
万博の際にベンフィカが来日し、全日本相手の神前試合でEusebioのファンタスティックなループシュー
トをよく覚えている。

 この時期104匹のvaca(牛)の模型がリスボンの街中に展示されていた。それぞれ様々なデザイナーによ
って装飾された牛の等身大の模型である。ホテル近くのカンポ・ペケーノ闘牛場の前にも数頭の模型が転
じされていた。ポルトガルでも闘牛場があることはよく知らなかった。もうまもなくシーズンが開幕のよ
うである。

 ホテルへ戻り朝食後、カンポ・ペケーノからレプブリカ通り、マルケス・デ・ポンバル広場・リベルダ
ーテ通りをぶらぶらと南下する。朝方はまだ涼しい。この道を歩くとだんだんと下っていることがよくわ
かる。大通りの周りは坂道だらけでリスボンが七つの丘でできている、というのがなんとなくわかってく
る。

 リスボンに着いたらまず名物のケーブルカー(アシェンソール)を見ていたいとかねて思っていたの
で、リベルダーデ通りに面したグロリア線に行って見ると、急な坂道に大きな金属の箱がひとつ。道には
線路があるのでグロリア線であることは間違いない。
 
箱をよくみると英語とポルトガル語で「ロシオ駅の工事に伴い、グロリア線はしばらく運行停止」との
説明文が書いてある。よく見ると金属の箱の上からケーブルカーの部品が見えている。箱はケーブルカー
を覆っていたのだ。ロシオ駅が工事中であるとはガイドブックには書いてあったが、肝心のケーブルカー
が運休などド何処にも書いていない。ガイドブックに「喝」である。
 
 仕方なく、通りの反対側にあるラブラ線に行って見る。今発売中の某ガイドブックの表紙を飾っている
路線であるが、時間が早すぎて運行していない。坂道をぜいぜい言いながら登るとケーブルカーが二台並
んでいたので運行しているときには不可能な状況での写真を撮ってきた。

(市内1日目つづく)