パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

カオサンロードにて

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まだ朝早い時間のバンコク・カオサンロードのとあるカフェ。

店の奥では白人の若者たちがすでに酔っ払い、大音響のロック音楽にあわせて踊っている。

カオサン・ロードのゲストハウスには欧米人の客が多いと聞いていたが、そこらのゲストハウスに長期間

沈没している連中なのだろうか。

目の前にはなみなみとビールがつがれたグラスが二つ。

まだ彼女は来ない・・・。

・・・というシチュエーションであるなら多少ともロマンチックであるが、実際は・・・

ビールを注文したら、白人の若いウエートレスが「large ? or small ?」と訊いてくるので、「大」を頼

む。しばらくして彼女が両手にそれぞれグラスを持ってこちらにやってくる。

「あれれ?彼女の分もついできて、お話し相手になってくれるのかしらん?」と思ったら、なんのこと

はない、大瓶のビールを全部グラスについで持ってきただけなのだ。ビール瓶をグラスと一緒に提供する

ということをしない店のようなのだ。

後日ルンピニ・スタジアムでムエタイを観戦しているとき、両手にビールの入った紙コップを持って席に

着き、グラスの置き場所がなくて困惑している客をみかけたので、こうしたやり方はこの店だけではない

ようだ。