お伊勢参り
ひさしぶりに快晴の日曜日となったので伊勢神宮にお参りに行ってきました。
ここ何週間か土曜日が仕事、日曜日は天気が悪かったりして遠足に行くことができませんでした。
して約20分で内宮の入り口にあたる宇治橋の近くに着きます。
五十鈴川御手洗場まで降りて手を荒い、清めをすると、心身ともにリフレッシュしますね。
内宮の参道、この石の階段を上がると御正宮にお参りできます。ちゃんと二礼二拍一礼で公式(?)参拝
をしてきました。式年遷宮を7年後に控え、すでに内宮の隣の土地(この写真の左側に以前の御正宮が建
っていた場所が空き地になってます)に式年遷宮の大きな看板が立ってます。
示されています。館内にはなんだか二千年前からの時間がゆっくり流れているような気がします。
神宮徴古館の隣に、神宮美術館と、写真はアップしてませんが神宮農業館があります。神宮農業館は日本
で最初の産業博物館にあたるそうで、農業についてのちょっとした博物ルームといったところですね。
陶器などが静かに展示されていたので驚きました。
しかもこれらの作品はすべて作者が伊勢神宮に奉納したもの。つまり収集費用はゼロというのも驚きで
す。
しかしながら、情けないことに収蔵作品の作者名を見ても誰一人知っている名前がなく、かろうじて展示
されている芳名録に東山魁夷の名前を見つけただけでした。
ところで、今まで大小の美術館に行きましたが、自分以外に入館者がいなかったのはここが初めてでし
た。これも少し驚きですね。職員もヒマそうでした。
神の食事を司どる神である豊受大神をまつっているそうです。そのせいか外宮の敷地は内宮に比べるとひ
とまわり規模が小さいようです。御正宮も内宮が石段を上がった高い場所に位置するのに対し、外宮は参
道と同じ高さにあります。参拝客も外宮のほうが少なそうですね。
部で125社の総称が伊勢神宮というのも今回初めて知りました。
たまには鬱蒼とした木々の間を歩き、清浄な空気の中で日本人の祖先のことを考えるのもいいのかもしれ
ませんね。