パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

一号線を求めて

家族は紅白歌合戦を見ている。

知っている歌手があまりおらず、知っているのは「何で今年も出演できるのか?」と不思議に思う歌手ば

かりで興味が湧かない。

一人だけテレビを見ずに、読みかけのまま名古屋には持っていかなかった沢木耕太郎の「一号線を北上せ

よ」をなんとなく読み返していた。

以前途中まで読んだはずなのに中身をすっかり忘れていた。

沢木耕太郎が始めてホーチミンを訪れたときの紀行「メコンの光」が掲載されているではないか。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/9f/17/yhamalfi532006/folder/1527020/img_1527020_25983565_0?-1

沢木耕太郎は数日間の滞在の中で、

「…バスの乗り方がわかり、食事の値段がわかり、ヴェトナムの言葉でありがとうのひとことが自然に出

てくるようになって、私はホーチミンで少しずつ自由になっていった…。」

と書いている。

こんどのホーチミン散歩で自分もこんな心境に少しでもなりたいものだ。