パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ブイビィエン通りのインターネットカフェにて 散歩行の予備編①

日本は大荒れの天気とのことだが、ここHCMCは曇り空が続き、時々雨がぱらつくもののそれほど暑く

もなく過ごしやすい。地元の人に聞くと一番過ごしやすい時期らしい。

到着当日の夜は当てもなく、ホテルの近くをうろつくとサイゴンビール会社がやっているらしいビアホー

ルを見つけた。倉庫みたいな建物だが、金曜の夜のせいか満員に近い状態。一人である旨を告げると(指

一本たてただけだけれど…)隅っこの席で白人男性と一緒になった。26歳のアメリカ人男性で、アラス

カで蟹の漁師をしていて半年は漁で稼ぎ、半年はアジアを中心に旅行するという暮らしをここ数年してい

るとのこと。

つたない英語だったが酒のせいもありだんだん意味が通じてきたようだ。この店のうりものがビアホイと

いう大きな洗剤を入れるようなボトルにビールが2リットルはいったもの。少し薄いビールで地元の人は

グラスについで氷を入れて飲む。漁師に飲み方を教えてもらう。どの席も地元の男性客でいっぱいで隣の

20人くらいのグループは一気飲みをやったり大騒ぎしている。若そうにも見えるが外国人の年はよくわ

からない。漁師と話がはずんでいるうちに、隣のグループのうちの若者が我々に興味を持ってきて話しか

けてきた。

それをきっかけに彼らの上司も来て盛り上がり、大宴会となってしまった。驚いたことに日系の某有名事

務機メーカーの地元関連企業の人たちだった。英語は小生以上に不得意な連中だったが、何とか自分の知

っている英単語を駆使して意思疎通を図りたいという気持ちがうれしかった…。初日から盛り上がったの

でもう目的を達して締まったような気になってしまった。まだこれからなのに。