マラッカ市街地散歩
<サン・フランシスコ・ザビエル教会>
オランダ広場から通りをマラッカ川沿いに少し北に進むと、狭い道の脇に大きな教会が立ってる。ザビ
エルの功績を讃えて19世紀半ばに建てられた教会。この場所には元々古い聖堂があったようだ。残念な
名所・旧跡という訳ではないが、マラッカ1丁目の入り口あたりにドンと目立つ色の外壁で存在感のあ
る建物だった。数ヶ国語で歓迎の意味の言葉が壁にかかれているようだが、日本語が,ようこ「そ」であ
ることに気がつくのに2秒くらいかかってしまったので印象に残ったのである。
<商店街>
マラッカ中心部の商店街はこのような2階建ての長屋形式の建物が連なっている。道路わきは歩道のよ
うになっているが、ボローニャのポルディコのように屋根付きの軒先の通路となっているので雨が降って
も濡れにくい。
<チェン・フー・テン寺院>
15世紀初頭に明の皇帝の命令によりを受け、マラッカにやってきた将軍、鄭和(チェンホー)の功績
をたたえ1646年に建立された仏教寺院。マレーシアに現存する最古の仏教寺院だという。中に入ると
たくさんの信者。いつもながらアジアの仏教信者が熱心に祈る姿は感動的である。
のイメージがあるが、このモスクは一風変わった外観である。もともとインド系のイスラム教徒が建立し
たので、このようなデザインになったようだ。
あたりは2階建ての建物ばかりなのでその偉容は遠くからでも目立つ。ということはアザーンも遠くま
で届くのでコイツに朝たたき起こされたのだろうか?
<NAGOYA>
これも名所ではないが、なぜか心引かれた看板。マラッカだけでなくクアラルンプールの町中でも見か
けた。繊維関係の会社らしい。マレーシアでは名古屋は繊維の町のイメージなのだろうか。