パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

電車とバスの博物館

 田園都市線 宮崎台駅に隣接して東急電鉄の博物館があります。ここには東急電鉄の懐かしい車両やバ

スの本物が展示され、模型電車の運転や運転シミュレータが置いてあります。


 今はさいたま市に移転しましたが、神田にあった「交通博物館」の、東急電鉄に限定したミニュチア版

といったところでしょうか。入場料は100円です。


 鉄道ファンには隠れた人気スポットかもしれません。この日は平日に立ち寄ったため幼稚園児の団体様

が館内を走り回っておりました。


 東急の車両の中でも独特のデザインで個性を発揮したのが玉電ですね。この車両は子供心にもカッコイ

イと思った記憶があります。
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 昭和39年当時の東急線の運賃表です。この頃は都立大学駅周辺に住んでいましたが、渋谷に出ること

ですら子供にとっては「大旅行」でした。でも運賃は数十円だったんですね。子供料金だと10円程度だ

ったのかもしれません。


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 東急は航空会社も持っていたため、本館と通りをひとつ挟んだイベント館にYS11の運転シュミレー

ターがありました。係員が右座席に座り観客が左座席に座って操縦します。係員がおやじギャグをとばし

ておりましたが、母親の膝の上に座って操縦かんを握る幼稚園児には全く通じておりませんでした。母親

は笑い転げておりましたが…。

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古い車両は床も木製でしたね。電車が走るときの鈍い低い音と、車内にただよう油じみた匂いがよみがえ

ってきました。

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