「痛勤」のお供
名古屋での通勤は歩きでしたが、今は長い通勤時間のおかげで本を読むのが増えました。
本当は実用書を読めばいいのでしょうが、やはり小説や軽いものが中心になってしまいます。
最近続けて読んでいるのが浅田次郎の作品です。流行りものに弱いワタクシは、いつもヒットや大流行
したときより、数テンポ遅れてから観たり読んだりしていますが、これもそのひとつですね。
「鉄道員(ぽっぽや)」が封切りされたときは話題になっていることはもちろん知っていましたが、映画
にも興味もなく見ませんでしたし浅田次郎のこともよく知りませんでした。
ところが、名古屋から戻ってきた頃に、たまたま本屋で彼の「歩兵の本領」という妙なタイトルの本を
見つけ、読んでみると独特の温かみのあるストーリー展開にいたく感心し、古いものも含めて読んでみよ
うと今に至っています。
うと今に至っています。
と、周りの目を気にしながらハンカチを使うこともあります。
幕末から明治の初めという時代設定の歴史小説が何篇かありますが、制度・風俗の激変とそれにとまど
う武士や庶民の気持ちが伺え、なかなか興味深いですね。
連載中です。
どちらかというと連載小説を読むのは苦手なのですが、こればかりは続けて読んでみようかな…とぼん
やりと考えているこの頃です。