「おくりびと」観てまいりました。
してまいりました。
普段は日曜日でも空席がある劇場ですが、アカデミー賞受賞後最初の日曜日だったためか、満員の盛況
でした。満員の映画館で映画を鑑賞するのはいつ以来か、思い出すのに苦労するほど実に久しぶりです。
買い求めたパンフレットには、すでにアカデミー賞受賞の表示がありました。なかなか仕事が早いもの
ですね。
映画の内容は、力みもせず、少々のユーモアを混ぜながら「死」との出会い、主人公の成長や周囲の理
解を淡々とつづっていきます。
主演の本木クンの演技もよかったですが、脇役陣がとても充実していました。とくに納棺会社の社長役
の山崎努が渋くていい味をだしていましたね。
泣かせるシーンも結構ありまして、年とともに涙線が弱くなっているので始末に困りました。
ひさびさにしっとりとした気持ちになれた映画でした。