たまにはコーヒーをいただきながら…。

今まで喫茶店にいちばんよくいったのは高校時代でしょうか。

1年の終わりごろから大学紛争の影響を受けた連中が、黒いヘルメットをかぶってバリケード・ストラ

イキで高校の校舎を占拠してしまい、しばらく授業が出ない状態となってしまいました。

バリスト解除後も結局卒業まで正常な状態での授業は行われず、その間クラブ活動をするか、学校に入

ってもろくに授業もないので喫茶店に学校近くの喫茶店に入り浸っていた記憶があります。当時コーヒー

一杯いくらしたか定かではありませんが、乏しい小使いでも通えた値段だったのでしょう。

　社会人になってからは昼間営業活動をしているときに時間調整で使ったりはしましたが、外回りから離

れてからはとんと行かなくなってしました。

　名古屋ではモーニングサービス目当てにいくつか行ったこともありますが、こちらの自宅周辺にはドッ

トール、タリーズといったコーヒーチェーンのお店ばかりで、いわゆる喫茶店はほとんどありませんね。

　たまにこうした店に入って驚くのは熱心にノートを取っていたり、要するにお勉強している人をよくみ

かけることです。人の出入りの少ない図書館の閲覧室ならともかく、結構騒々しいこうしたお店でよくや

るなあ、と半ば感心してしまいます。

　
　という訳で先週末は「おくりびと」に動員された３０万人のうちのひとりでしたが、今週末は近くのタ

リーズへ行って読書なんぞをしてまいりました…。

　やっぱり落ち着きませんでしたね。ああした環境ではどうもワタクシにはゆっくり読書はむずかしいよ

うです。暇つぶしにはなりましたけれど…。

　曇り空の中を自宅へ向かい、いつものけやきの通りを歩いていきます。見慣れた光景なのですが、ぼん

やり通りを眺めていると、はてどこかで見たような光景が…

　ちょっとこじつけですね^^ゞ　

　ものの本によると、この写真が撮影されたのが、１９６９年８月８日だとか。あれからもう４０年たっ

たのですねぇ。

　４人のうちすでに２人は亡くなっていますが、今だにあちこちで彼らの音楽を聴きますし、もう古典と

して永遠に残っていくのでしょうね。