また北千住徘徊です
最近はなにかとせわしくて、平日の夜にのんびりと居酒屋巡りができない状態にあり、まことに寂しい
限りでしたが、久しぶりに徘徊をいたしました。
場所はまたまた北千住であります。
呑兵衛には有名な「徳多和良」や「大はし」は満席のため、仕方なく駅前の飲み屋横丁に戻りますと、
これが昼間の風景とは打って変わって元気な横丁になってますね。
昨年名古屋から戻ってきてからは、昼間から夕方にかけてこの横丁の「幸楽」と「天七」でしかくつろ
いだことがなかったのですが、今回は「千住の永見」に入ってみました。
「幸楽」の斜め向かいです。(何と狭い世界しかうろついていないのですねぇ)
まだ午後7時前でしたが、満席に近い混みようで、結局カウンターに一つ空いていた席に案内されまし
た。
ご覧の通りおじ様たちは全開モードで下町風情が濃厚にただよっています。それにしてもワタクシを含
めオヤジばっかりですねぇ。
まずは飲み物の注文ですが、温暖化の影響か?最近酎ハイを頼むことが多くなりました。このお店では
「ボール」というようです。焼酎ハイボールの略なのでしょうね。
初めてのお店なので注文システムがよくわからなかったのですが、料理のうちかなりの部分が作り置き
でガラスのケースに置かれているようです。焼き物はそうことはないようですが…。
混んでいたせいか、注文した焼き鳥がなかなか来ないですねぇ。店員のあんちゃんも強持て風の表情で
親しく注文する雰囲気ではなさそうだし…。
ようやく届いた焼き鳥の塩焼きは正直に言って…美味でございました。なかなかいいお味でしたね。ま
あ、焼き鳥で「不味い」というのはよっぽどのことでないとお目にかかれませんけど…。
次に頼んだのが「名物」と銘打った「千寿揚げ」です。薩摩揚げですね。にんにく入りもありますが、
平日なのでぐっと我慢してsenza aglio でいただきました。
どうもこの日は雰囲気に乗り切れない状況でした。
隣の席のお兄さんはずっと文庫本を読みながら飲んでましたし…。どちらかというとワタクシもよくや
るスタイルでありますが、客観的にみると…やっぱり暗いですなあ…。
でも周りが騒がしくてもとてもリラックスできる空間なんですよね。よくわかります…。たまたま今日
は文庫本をもたずにデジカメを持っていただけなので、本を持っていたら同じ行動していたでしょうね。
次回は文庫本をウントコショ持ってきましょう。