「天使と悪魔」を見てきました。
夫婦割引を使ってロン・ハワード監督の「天使と悪魔」を見てきました。もともとこの映画を見に行く
つもりではなかったのですが、買い物ついでにシネコンに立寄ってみました。
ラインアップを見て、興味をそそったのがこの映画だったので観ることにしたのです。先日テレビで
「ダ・ビヴィンチ・コード」を放映していたので見ましたが、「天使と悪魔」の宣伝のためだったのでし
ょうね。見事にこの戦略に乗せられたようでした^^
映画そのものはとても面白かったのですが、昼食にお寿司を食べ、お酒をいただいたのがたたったの
か、映画が始まって何度か眠気が襲ってきてしまいました。
気を失うこと数度、家人にひじを突っつかれて目を覚ました時は、主人公のトム・ハンクスとイスラエ
ルの女優さんが、ローマの街中を走り回っておりました。
映画の出だしでストーリーの前提となる設定を長セリフで説明するシーンがあったようですが、記憶が
とぎれているため、「一体この二人は何を追っかけて走り回っているのか?」がしばらく飲み込めず、か
と言って上映中に家人にも訊くわけにもいかないので、しばらくは想像力を働かして画面を見つめるしか
ない始末でした^^ゞ
とはいえ、前作のダ・ヴィンチ・コードが割と理屈っぽい映画だった印象に比べ、今回の方が活劇風で
どんでん返しもありなかなか面白い作品でした。おまけに舞台がローマでしたので訪れたことのある場所
がたくさんでてきて興味も倍増しますね。
映画では彫刻家で建築家でもあり偉大な芸術家のベルニーニの作品が謎解きの鍵になります。
この写真はサン・ピエトロ大聖堂の奥の方にある彫刻です。ワタクシの記憶ではこれもベルニーニの作
品だったような…。
いずれにしろ、わかりにくいかもしれませんが骸骨の上に茶色の布がかけられています。
石でできているとは信じられないほど、布の折り目が自然に再現されています。あまりの見事さに長い
間この彫刻の前でたたずんでいたことを思い出します…。
す。同じ場所かどうかはわかりませんが、ワタクシも実際に大聖堂の地下に降りたことがあるので感慨ひ
としおでした。
はじめてサン・ピエトロ寺院を訪れたとき、歩いていると足元から合唱の声が聞こえてきたので、なん
だろうと思って地下に降りると歴代の教皇の棺が並んで置いてある場所に行くことができたのです。この
ときは何の規制もありませんでしたが、今でもあの場所に行くことができるのでしょうか。
なお、映画館を出た後、家人に初めのころのシーンの様子を尋ねたところも彼女も睡魔に襲われ長セリ
フのあたりの記憶はあいまいだったことが判明いたしました。ワタクシを起こしたのは、自分が覚醒した
ときにワタクシが船を漕いでいたので鼾をかいてはミットモナイので起こしたためのことでした^^ゞ