ロンドン散歩行 4 成田出発
ましたが、もとは中部国際空港出発でしたので、最初から成田空港から飛行機に乗るのは実に久し振りで
す。
今までいくつかの海外の空港を利用してきましたが、その中でも成田空港は首都圏の空港としては都心
からももっとも離れている空港の一つだと思いますね。
開港にあたっては成田闘争など重い歴史がありましたが、なぜこんなに遠くに開港しなければならなか
ったのか、今から思うと不思議でなりませんね。
それはともかくJR日暮里駅で京成スカイライーナーに乗車しました。わりと早めの時間帯だったので
すが、切符は売り切れ。予約しておいたので問題はありませんでしたが、シルバーウィークを前にして海
外旅行客が多いのかもしれませんね。京成日暮里からは普段の散歩コースである高砂・青砥などを経由し
て1時間ちょっとで成田空港第1ターミナルに到着です。
今回のロンドン往復の航空券は、H○S社経由で英国航空のチケットを買いました。H○S社を利用す
るのは専用のクレジットカードを普段使って買い物などでポイントがたまり、今回も航空券代から1万2
千円割引になるのが理由です。
航空券はもちろんエコノミークラスで、チケット代金そのものは6万円なのですが、割と早めに手配し
たため、まだ燃油サーチャージがしっかりついていた時期の購入となり、航空保険料・空港使用料・代理
店手数料等込で113,770円。ポイントの割引分を差し引くと10万1,770円になりました。
燃油サーチャージがなくなった時期に買えばもっと安くなったかも、と思う反面、この時期だと運賃そ
のものがもっと高くなっていたようなので、結局どっちが得だったのかはよくわかりませんね。
英国航空はe-チケット制度をとっています。このe-チケットは便利なことは頭ではわかるのです
が、航空券を後生大事に腹巻きにいれて旅をしてきた身にとっては、どうもなじみにくい制度ですね。
た。一応24時間前に会社のパソコンでチェックインし搭乗券を印刷したのですが、なんだかほんとにこ
んなんで搭乗できるのかなあ、と一抹の不安が残ったのが本音のところです。
ただ、このオンラインチェックインで自分で席を選べるのは便利ですね。いつもは通路側の席を確保で
きるように早くからカウンター前に並んでチェックインするのですが、今回は楽々と通路側の席をゲット
することができました。
成田空港についてから一応チェックインカウンターの係員に印刷したぺらぺらの搭乗券を見せてそのま
ま搭乗してかまわないことを確認しました。なんだか気の小さいことですね。
でも、1年に一回くらいしか海外にいけませんので、その都度チェックインの仕方などが変わっている
のも事実です。したがっていちいち確認しておかないとホントに大丈夫か不安なのが実際なのです。
チェックインのために並ぶ必要もなくなったので、インターネットでブログをアップしたりしたあと早
めに出国審査に向かいます。
出国審査場は思っていたより混んではいませんでした。搭乗時間まで時間があるので軽食を取ったりぶ
らぶら散歩します。 この看板を見たら、初めてイタリアへ行ったとき、ローマの空港の免税店でプロシュートを買って帰り
馬鹿正直に申告して税関のお姉さんにニッコリ笑いながら没収されたことを思い出しました。今だったら
きっと知らん顔をして鞄の中に入れておくのに…と悔しさがよみがえってきました。
さて、定刻通りにBA005便はロンドン・ヒースロー空港に向けて出発しました。
今日の機材はB747-400でした。見渡した限りエコノミークラスは満席状態です。やはりシルバ
ーウィークなのですね。一人ひとりに靴下1足と歯ブラシセットとアイマスクが配られました。靴下は何
のためかと思いましたが、要するにスリッパ代わりですね。なるほど…。
付きが常識なのでしょうね。
水平飛行になってすぐ昼食となりました。飛行中は途中で軽食と着陸少し前にまた食事(夕食?)がで
たので結局食事は3回出たことになります。味は…まあ、こんなもんでしょうね。エコノミーのカトラリ
ーはプラスチック製でした。こういうところでコストを下げているのでしょうか。
入国カードが配られましたが、ガイドブックの今年度版とすでに異なったものが配布されました。これ
ではガイドブックも追い付くのが大変ですね。イギリスの入国審査はめったやたらに厳しいとガイドブックに書かれていましたので、余計なことを訊かれないよう丁寧に記入しておきました。
いよいよロンドンが近付いてきました。