パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

THIS IS IT を観てきました。

 家人が友人と一度鑑賞したにもかかわらず「また観たい」と言い出したのでマイケル・ジャクソン

THIS IS ITを鑑賞してきました。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/9f/17/yhamalfi532006/folder/1600197/img_1600197_49375282_0


 歌手のライブ映像を映画館で観るのはBEATLES のLET IT BE以来です。
 
 この映画はロンドン公演のリハーサルを映像で記録したもので亡くなる直前の映像だったようですね。


 どういう訳か映画のパンフレットが売っていなかったので細かいことはわかりませんが、とにかく本人

もまわりのスタッフもやる気まんまんであることが画面を通じて伝わってきました。

 彼の死はやはり予想もできない事故だったのでしょうね。



 映画を観ていて驚いたことの一つは彼のステージを作るのにこれだけ大勢のスタッフがかかわり、かつ

莫大なお金をかけるのか、ということでした。


 そして何よりもマイケル・ジャクソンのダンスの凄さです。

 今まで彼のことはどちらかというと「奇行癖のある有名人」程度の認識しかなかったのが正直なところ

です。


 彼の歌も歌詞も含めて素晴らしいものなのでしょうが、実のところマイケル・ジャクソンの曲はジャク

ソン5の頃の「ABC」や「ママがサンタにキスをした」ぐらいしか知らず、大人になってからの曲もテレ

ビで「スリラー」「ビート・イット」のダンスシーンをちらりと見たことがある程度でスクリーンに流れ

た曲はほとんど知らないものばかりでした。
 


 ところが、そんなレベルの興味しかなかったワタクシでも、圧倒的な迫力の歌と演奏とダンスシーンの

連続にぐいぐい引き込まれていきます。


 映画に登場するバックダンサーはマッチョ系でダンスもパワフルなのですが、同じ振り付けなのにマイ

ケルはほっそりとした体で軽々と踊っている感じがしました。いわば「格が違う」のが素人目にもわかる

のです。


 これだけの準備をしていたにもかかわらず突然のマイケルの死に直面した関係者の悲しみと喪失感は

我々の想像を超えたものだったでしょうね。 


 ワタクシも彼のことをもっと早くから詳しく知っていればと悔やまれました。やはり彼は一時代を画し

たエンターテイナーだったのだ、とこの映画を観終わってはじめて思い至ったからです。

 
 偉大なるKING OF POP のご冥福を祈ります。合掌。