ロンドン散歩行 14 ロンドン3日目の朝
ロンドン散歩3日目の朝もまだうす暗い午前6時半にホテルの朝食も取らず出発します。
ホテルの前のバス停からヴィクトリア駅までバスで行くのも慣れてきましたが、今日は19日の土曜
日。ロンドンの地下鉄は曜日によって動いていない路線や止まらない駅があるので注意が必要です。
があり、表示にしたがってタワーブリッジ方面へ。
駅からはロンドン塔の建物らしきものは見えますが、タワーブリッジは見えてきません。
まだ朝早いのになにやら似たような衣装を着た汗だく・ヨレヨレの人が幾人も同じ方向に歩いていきま
す。あとでわかったのですが、この人たちはチャリティのためのナイトハイクに参加した人たちでタワー
ブリッジがゴールになっているのでした。一晩中あるいてきたのでヘトヘトにつかれているのも理解でき
ます。
歩き進むうちに道の右側にロンドン塔の建物が見えてきたと思ったら、前方にタワーブリッジが見えて
きました。この道を進めばタワーブリッジの見えるとことに出るのかと思っていたのですが、そのままタ
ワーブリッジを歩いて渡る羽目になってしまいました。
開閉式の橋の部分を渡ったとたん、サイレンがなって車の往来が止められました。グッドタイミングで
橋が上がるのを見られるのか!と期待して係員に聞くと、接合部分にちょっと油を差すので少しだけ橋を
あげるとのことでした。もちろんそれでも人馬、もとい人と車の往来はその間はできなくなります。
です。
気のある建物がありました。
狭い道をつなぐ鉄製の渡り廊下は往時は最先端の素材・技術・デザインだったんでしょうね。そのあた
りの角からオリバー・ーツイストが飛び出してきそうな気すらします。
できることなら持って帰りたかったアンティークなデザインの郵便ポストは写真だけで我慢しました。
すぐ近くのロンドン塔も見学してみようと思ったのですが、時間が早すぎてまだ入場できず明日以降に
することにして、再び地下鉄に乗って移動します。
も有名になったポートベロー・マーケットを散歩することにしました。
日・日曜日に路上マーケットが開かれます。
まだ早い時間でしたが、道路沿いの店舗だけでなくさまざまな雑貨を売るストゥール(露店)も店開き
していました。買う気はないのですが、見て回るだけでもウキウキしてきますね。
野菜や果物を売っている露店もありました。なんだか色が日本よりも濃いような気がしますね。
オリーブを売っている店は初めてみました。日本でもおしゃれなショッピングセンターでオリーブオイ
ルを量り売りしている店を見たことがありますが、露店は今まで見たことがありませんでした。売り子の
お姉さまも朝から元気で陽気な人でした。
ある古道具屋でこのジャケットを見つけるまで、ミック・ジャガーはギターを弾けないと思い込んでま
ーなんて…。
通りでソーゼージを焼いていい香りをそこいら中にふりまいている屋台がありました。
ロンドンの朝だけどドイツ風の朝食でもかまわない!とソーセージをはさんだサンドイッチをいただき
ました。ビールを売っていなかったのが返す返すも残念でした。
ノッティング・ヒル・ゲート駅周辺は少し離れると高級住宅街のようです。なんだかホテルみたいな大
きな邸宅がずっと並んでいました。庶民的なマーケットと高級住宅街の取り合わせが不思議にマッチする
エリアでした。