鬼子母神まで足を伸ばして
それはそれとして停留所から参道をふらふら歩いていくと1~2分で鬼子母神に到着します。
それほど広くない敷地ですが、なかなか趣のある境内です。
時代劇を見ると、恋しい亭主のために妻が「お百度詣り」をするシーンを見かける
ことがありますが、鬼子母神にもありました。
他所ではあまり見た記憶がないのですが、今でも「お百度詣り」をしてくれる恋女房がいるんですかねぇ。
境内には創業が1781年?というおっそろしく古い駄菓子屋さんがありました。
今から230年前もこんな光景がみられたんでしょうね。いったいこのご亭主は何代目になるんでしょうか。
境内にはもっと古いものもありました。
なにやら古そうな木がどど~んと立っています。
600年以上・・・実際は正確にはいつからたっているのかわからないのでしょうね。「雄樹にして成長力を持続」・・・なんだかあやかりたくなってしまいますね。
一方境内には昔からの「おせんだんご」を看板にするお茶屋さんもありました。
お団子を頼んでみると、どっかで見たことがあるような・・・。
これは・・・そうです。日暮里にある「芋坂」の羽二重団子ではありませんか。
途絶えた「おせんだんご」を羽二重団子さんが引き継いでいるんですね。
久しぶりに美味しいお団子をいただき、小さな幸福感にひたった土曜日でした。