大相撲の切符を買いにいかされました
大相撲好きの家人が「5月場所を友人と観戦に行きたい」と言い出しました。
「どうぞ」と応えたところ、何やらまだ言いたそうにニヤニヤしております。
訝しんでいると「入場券を買って来い」ということでした。
もちろんネットで買うことは出来るのですが、ネットで買うとカテゴリーは選択できるのですが、座席指定までは
できないようなのです。
というわけで両国国技館までテクテク行って入場券を買ってくる羽目になりました。
2回目に観戦したときも国技館入り口の入場券売り場で座席を指定して買った経験があるので、土曜日の午
後に気楽な気持ちで買いに行ったところ、なんだか前のときと様子が違います。
4月10日(土)は前売り発売初日だったのですが、初日だけは窓口で入場券を購入する場合は、あらかじめ
整理券を手に入れておくことが必要なことがわかりました。発売初日は千秋楽はじめ人気の取り組み日の入場
券が買いやすいので混雑するためのようでした。
幸い入場券売り場のすぐ横で整理券をもらえましたが、それですぐ買えるわけではなく、いったん国技館内の
ロビーで順番待ちをしなければなりませんでした。
自分の番号が呼ばれると、ロビーに並び係員の誘導で入り口の入場券売り場へ行進します。
小学校のとき、給食時間に並んで手を洗いに行ったシーンを、どいうわけか思い出してしまいました。
いくつかある窓口の空いた所に誘導されて整理券と引き換えに入場券を購入します。
ネットの不得意?な高齢者は窓口で買うほうが多いのでしょうか、買いにきたお客さんは比較的年配の方が
多いようでした。そのせいか窓口で係員とやり取りする時間が結構かかります。 結局整理券を入手してから、
入場券を手に入れるまで1時間もかかってしまいました。
入場券購入に思わぬ時間がかかってしまい、くたびれてしまいました。
昼食もまだだったので、どこかで一杯ひっかけるか、と両国駅周辺を徘徊しましたが、ちゃんこ屋はたくさん
ありましたが、昼間から開いている適当な店がなかったので、浅草橋駅に移り、徘徊していると東口近くに「立ち
飲み日高」というお店があったので入ってみました。
初めてのお店でした。このお店はお酒やつまみの値段がばかに安いのですが、値段を抑える工夫は極力人
件費を抑える工夫にあるようでした。その工夫のひとつが注文の仕方です。
注文は店員に対して行うのでなく、入店したとこに店員に渡される、この太いペンみたいものでタッチパネ
ルのようにして注文するのです。
ペンで品物のシールや数量などのパネルにタッチするたびに女性の音声で確認が行われ、次のステップの
説明までしてくれます。最後に「注文する」のパネルをタッチするとご丁寧に「ありがとうございます」とお礼の言
葉までついてきます。
面倒な注文は機械まかせにしているため、ワタクシがいる間、数組のお客がいましたが、店員は若い女性一
人だけで切り盛りをしておりました。 こうして一番コストのかかる人件費を節減しているので、値段を抑えること
ができるのでしょうね。
しかして、つまみのお味は・・・まあ、お値段並みのレベルではありましょうか。
気軽に立ち寄るにはお手頃なお店というところでしょうか。このお店はチェーン店のようで、埼玉県を中心に
店舗があるようです。
このシステムが受け入れられると店舗ももっと広がっていくのでしょうね。