香港散歩行 10 灣仔の街角
香港が観光客の興味を惹きつけるひとつの要因に、近代的な超高層ビルの街並みのすぐ隣に庶民の体臭が漂う下町や路地裏が存在し、その落差が生む魅力がある、とワタクシはかねてから思っていました。
香港島にはそうしたエリアがいくつかあるようです。
昼食後、トラムに再び乗って中環に戻る途中、2階席から灣仔(ワンチャイ)あたりでそんな路地を見かけたので、予定を変更して急遽トラムを途中下車し、路地に潜り込んでみました。またまた行き当たりばったりですね。
平日の昼間なのになんでこんなに買い物客がいるのか、とあきれるくらい狭い通りは人でごった返しています。
このあたりの肉屋さん、も大胆な売り方は香港らしいものですね。
奄美大島でみかけた肉屋さんもケースの中でありましたが、肉の塊を陳列しているのは同じ感じがしました。
南に行くとこういう風に陳列するようになるのでしょうか。
魚屋では赤い大きな魚がぶった切って血だらけのまま並べられていました。このほうが新鮮で美味しそうに見えるのでしょうか・・・。
香港の商店街で観光客が食品を見て回るには肉体的にも精神的にもタフさがないと駄目のようですね。