たまには古い映画もいいものです
せっかくの土曜日でしたが雨模様の鬱陶しい天気でしたね。
普段映画は家人と一緒に夫婦割引を使ってシネコンに行くのですが、今回は家人が「ドッグ・ポリス」とやらの映画を見たいと言い張りました。
今はそんなことはなくとてもきれいな映画館になっていました。ただし名画座ですので余計な設備はなくシンプルな映画館でした。
ツタヤのレンタルDVDでも注文したのですが、在庫が少ないせいか、注文して1年以上たちますが宅配される気配はなさそうでした。
そんななかたまたま早稲田松竹の上映プログラムをみたら10月に上映されることを知り楽しみにしていたものです。
このサウンド・トラックはフィルムを見ながらアドリブで演奏したといわれており、映画音楽の傑作のひとつといえるでしょうね。
・・・これが「死刑台のエレベーターを撮った同じ監督なの?」と疑いたくなるようなヘンチクリンなコメディ映画でした。とはいえ、まだ空港を除いては訪れたことのない、50年前のパリの街角の風景をたっぷり楽しめたことと、若き日のフィリップ・ノワレの姿を見られたことは収穫でした。
日本人と欧米人の笑いの感覚は少し違うのではないかと思います。外国のコメディ映画、たとえばワタクシと家人が見た悪夢のような「オースチン・パワーズ・デラックス」のように上映中ただの一瞬も面白いと思ったことがない映画(日本で上映するくらいですからヒットした映画なんでしょうが、面白さが全く理解できませんでした)に当たることがあります。(このときは「金返せ!」だけでなく「時間も返せ!」と言いたくなるほどでした)