パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

手賀沼散歩

 昨日の雨模様の天気から一転して関東地方は風が強かったものの晴天に恵まれました。
それではと散歩にでかけます。今日もまた家人は研修の立会いかなんかで会社にいっております。忙しいこって・・・。 ということで1人で散歩にでかけます。
 
 最寄駅まで歩いていく途中公園のわき道を通るとなんだか妙なものが落ちて・・・置いてあります。
 
 ゴスロリとかいう扮装のための服とピンクの靴でしょうか。・・・?なんでこんなものが?公園ではお年寄りがゲートボールをしているだけでこのコスチュームが似合いそうな年頃の女性は見当たりません。
 ここで着替えたわけでもないでしょうに・・・? あまりジロジロと見ているとあらぬ疑いをかけられかねないのでそのままにして駅に向かいます。それにしてもなんだったんでしょうね?
 
 
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 今日の目的地は我孫子(千葉県)。毎日通勤で千代田線を利用していますが、帰宅時は表参道駅で一番多く乗るのが我孫子行きの千代田線です。ところが我孫子にはまだ一度もいったことがないのでよっぽど暇なときに?訪れてみようと思っていました。
 
 我孫子・・・最近は高濃度の放射能が測定されて話題になっていますが、見所はなんといっても手賀沼ですね。
 
 手賀沼は千代田線(本当は常磐線各駅停車)の我孫子駅の南側に位置し、周囲 38Km、面積6.5平方kmの大きな沼で、その水は農業用水として利用されているほかコイやフナなどが漁業として漁獲されています。
 
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 沼のほとりにある手賀沼公園は市民の憩いの場として整備され、晴天の今日は家族連れがたくさん来ていてそれぞれに楽しんでいました。暖かいシーズンには水面に沢山の貸しボートが浮かんでいることでしょう。
 
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 この子は脱走したワン君を必死においかけてようやくとっ捕まえたところです。なぜ写真に撮ったかと言うと、彼女がこのワン君を「ホッピー!!」と呼んでいたからです。さしずめ黒ホッピーとういところですね。
そのうちサワーという犬が出てくるのでは、と期待しましたけど・・・。
 
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 このあたりには志賀直哉武者小路実篤などの作家が居を構えたり別荘をもっていたそうです。近くには白樺文学館があって、見学は次の機会に譲りましたが、白樺派の作家の原稿などが展示されています。何もないところかと思っていましたが結構興味深い歴史のあるエリアだったんですね。
 
 
 時刻も昼過ぎになりました。清々しい空気に刺激されたのか急に空腹を覚えました。
 駅の北側に人気の松風庵というお蕎麦屋さんがあると聞いていたので、行ってみようと我孫子駅までの道を戻ります。
 
 ところが、途中にうなぎ屋さんが何軒か店を構え、1軒の店はまことに美味しそうな匂いを通りに振りまいております。
 蕎麦屋を目指して通り過ぎたのですが、空腹に我慢ができず戻って店に入ってしまいました。
 
 お店の名前は西周」。 一瞬明治時代の「にしあまね」を思い出しましたが、店長さんの苗字が西周(さいしゅう)というようでした。
 沼の近くにうなぎ屋さんが多いのも、昔は沢山獲れて食に供していたからですね。今でも天然物が獲れるそうですが量はわずかのようですね。
 
 まずは、沼の上を吹く風が強く身体も冷えたので、かぜをひいてはいけない(・・・言い訳がましいですね)と、お酒をいただきました。
 
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 おつまみは定番の板わさをいただきます
 
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 ちびりちびりとお酒をいただき、ゆっくりおつまみを味わいながら、来るべきうな重にそなえます。
 
 ・・・単身赴任していた名古屋では「ひつまぶし」をよく食べましたが、あちらでは蒸さずに焼くので外側はパリパリに焼きあがります。やはり外側もふわっとした関東風の焼き方が懐かしくなりましたね。
 
 ・・てなことを思い出しているうちに、いよいような重登場であります。お蕎麦で軽くと思っていたのが誘惑には勝てなかったわけですね。
 
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 久しぶりのふっくらしたうなぎ。お店でいただくのは実に久しぶりです。おいしゅうございました。
 
 
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 普段は早食いのワタクシですが、この日ばかりは・・・一口ひと口味わいながらいただきました。
 
 大して見るところもないとそれほど期待していなかった我孫子手賀沼でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。