ネットブックのメモリーを増設しました
主に外出先で使うため6月にAcer社のAspire One D270‐F61C/KF(通称Espresso Black)というネットブックを購入したことは以前記事にしました。イーモバイルにも加入しましたので、外出先では国内ならほぼどこでもネット・メールが可能になりました。
このD270は低価格のネットブックですので機能はウルトラブックやノートパソコンと比べると数段落ちることはわかっておりました。
OSはWindows 7 Starter というネットブック専用の特殊なもの。ワードとエクセルは2年ライセンス版がついています。CPUはインテルのAtom2600。HDDは 320GBでメモリーは1GB・・・なんだか自分で書いていても意味がよくわかりませんが、とにかくこのエスプレッソ、ワタクシ以上にのんびり屋さんなんですね。
・・・ワタクシが付けたあだなが「トロイ君」というくらいでした。
ネット内でのトロイ君の評判も結構厳しいものがあります。(そもそネットブックが時代遅れになりつつあるようだ、ということを買ってから気がつく体たらくであります。)
ネットの記事を読んでいると、それぞれいろいろ工夫というかカスタマイズをしてパフォーマンスを上げようとしているようですね。
IT音痴のワタクシもいろいろネットの記事を読んでいると、1GBのメモリーを2GBに増設すると処理スピードが多少なりとも改善されるらしいということがわかってきました。
最初店員氏に声をかけると『この機種はメモリー増設はできません!』とピシャリと言われてしまいました。
確かにトロイ君はメモリーをつける場所は一ケ所しかなく、「増設」はできず、1GBのメモリーを外して2GBのものに取り換える必要があるのです。 しかもそうした加工を加えるとメーカの保証が切れてしまいます。
そういうことをふまえての店員氏の回答のようでしたが、ワタクシもそれを承知の上でメモリーの交換を頼みますと、店員氏も『それならば…』と対応してくれました。
当然ですが、ワタクシはメモリー交換なんぞという高等技術は持ち合わせておりませんので店員氏にやってもらうのですが、技術料金を訪ねると税込1575円とのことでした。いくらかかるか内心では心配していたので1500円+消費税なら想定の範囲内なので安心しました。
問題は2GBのメモリーの価格です。どの種類のメモリーが適合するのか調べてもらい、適当なものを選んでもらうのですが、溝の口のベ○ト電器で販売しているノートパソコン用のメモリーは2GBだと4~5千円くらいが最低価格でしたので、あまり高い価格では低廉なネットブックを購入した意味がなくなってしまうなあ、と思って
いました。
ケース内のメモリーは取り外した1GBのものです。値札よりも安かったのも不思議?
裏側というか表側というかこんな風になっているんですね。 1GBです。
結局選んでくれたのが、CORSAIR(コルセア)というブランドのmade in Taiwan のメモリーで、お値段は税込1180円という予想外の安さでした。
あまり安いので品質がちょっと心配になりましたが「トロイ君も台湾製なので相性はいいだろう」という根拠レスの理由を自らに言い聞かせることにしました。
店員氏はトロイ君の機種のメモリー交換は初めてらしく、キーボードを引っ剥がすのに手こずっておりましたが、20分くらいで作業を完了し、無事トロイ君はワタクシのもとに戻ってまいりました。
新しいメモリーは2GBとして正しく認識されてました
・・・で、実際に操作してみるとやはりメモリ交換の効果はあるようで、1GBのときに比べると処理スピードが速くなりました。
少なくとも先日自宅用のノートパソコンを買い換えたので、処理速度も衰え使わなくなった富士通のノートパソコン(通称どんくさ君)よりは多少処理スピードは早くなったようです。
このネットブックは、パソコンの知識があまりにもないワタクシが、近い将来ネットを通じて社会といろんなつながりを持たなければならない環境になるだろうと思っているので、その試行錯誤をするためにも購入したものです。
いろんなことを試して結局壊れたとしても仕方ない、と割り切っていましたので、最初のささやかなカスタマイズがなんとかうまくいったのでホットしているところです。