久しぶりの都内散歩
3連休中日の日曜日、天気も快晴、豚娘下は昼過ぎまで爆睡、家人は仕事で外出(休みに仕事が多いのによくやるね、と感心してます。ほんと)・・・という絶好の散歩日和に恵まれ、JR京浜東北線・上中里駅にやってまいりました。
この洋館は当時の建物ではないそうですが、「鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸庭園洋館などを手掛け、日本の建築界の発展に多大な貢献をした英国人建築家のジョサイア・コンドルが設計」(パンフレット解説)したものです。
一般には公開されておらず、時たま予約制でガイド付きのツアーがあるようです。
この日はたまたまツアーの日にあたっていて予約した人だけが満足そうに洋館から出てきました。なかなか重厚な建物ですね。
洋風庭園はバラ園が有名のようですが、すでに手入れが十二分に済んでいて、花はおろか葉っぱも全部取り払われ、枝と棘しかありませんでした。
またそれも見ものではありますけどね。
日本庭園では池を中心に都心とは思えない静かなたたずまいを楽しむことができました。
こんな滝もありましたね。
バラ園はまたいつか来ることにして庭園を後にします。本郷通りをJR駒込駅のほうに歩いていき、ipod touchでこのあたりにまだ見どころがないか検索したところ、本郷通りをそのまままっすぐ進み、駒込駅を過ぎたあたりに六義園があることがわかりました。
ipod touch はなかなか便利であります。地図のアプリもあるので道に迷うことも…少しありました^^
入口から入ると、大きなしだれ桜の木が待っていてくれます。ここは季節になると桜の名所のひとつになるようですね。バラ園といい桜といい、今日はどうやらその時のための下見にはなったようです。
六義園は徳川綱吉の寵臣 柳沢吉保が造営した「回遊式築山庭園」の大名庭園だそうで、和歌の趣味を基調しとしたもので、池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しめる繊細で温和な日本庭園(パンフレットの解説)であり、旧古河庭園の日本庭園と比べると規模は相当大きなものです。
大名の権勢というのはやはりすごいものだったんだなあ、という感を改めて強くしました。
広大な庭を歩いていると、旧財閥も大名も、ワタクシような庶民からは想像できないような優雅な生活をしていたのだろうなあと思う反面、庶民には理解できない気苦労も多かったのかも・・・などといらぬ想像もします。
では・・・、ということで庶民生活を謳歌するため、日暮里に出て、ひときわ庶民的なお店で昼食代わりに軽くいただいて帰ることにしました。(なんだか言い訳臭いですね^^ゞ)
ここは以前も一度アップしたことがある「いづみや日暮里店」であります。JR日暮里駅東口の駅前にあります。
コの字型の細いテーブルにはやはり昼食代わりに一杯やっているおじさんが数名、新聞や文庫本を読みながらリラックスしています。
ワタクシもipod touch を操作しながらまずビールをいただきます。
串焼きはつくねとタンをいただきました。なんだか以前きたときよりちょっと劣化しているような気がします。一本150円(も!)するのにちょっと元気がない串でしたね。
焼酎の梅割りがありました。京成立石の「宇ち多゛」以外では飲んだことがなかったので注文してみましたが、お姉さまが一升瓶からどくどくとコップに注ぎます。
「宇ち多゛」の梅割りは寶焼酎25度のストレートにちょびっと天羽の梅エキス(多分)をたらすだけなのですが、こちらは最初から梅エキスと焼酎をブレンドしたものが注がれます。
梅エキスの分量が多いだけアルコール度数は低くなっているようです。コンセプトの違いではあり、これはこれで不味くはないのですが立石流に慣れているとちょっと物足りない感じがします。
おつまみの二品目は肉豆腐を注文しました。・・・ゆで豚肉と豆腐でしたね。肉と豆腐があまり仲がよくなかったようです。どうも今日はイメージと違うものばかりにあたってしまいますね・・・。
・・・ということで最後に日本酒を熱燗でいただきました。これはイメージ通り、薬缶で温めたお酒をコップに注いでくれます。
会計伝票です。このお値段ですから、あまり贅沢なことは言えませんね。それなりに楽しい時間を過ごせたのですから・・・。まっいいか。