パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

松本・高遠城址公園に行ってまいりました。

 
 遅ればせの投稿ですが、先週の13日(土)・14日(日)、家人と二人でクラブツーリズムの一泊バスツアーで「高遠城址公園」タカトウコヒガンザクラを見に行ってきました。
 
 数年前、やはりツアーで高遠の花見を申し込んだのですが、その年は今年以上に予想より早く満開となってしまい、予定していた日程では花見ならぬ葉っぱ見か枝見になることが判明し、旅行会社の勧めで角館・北上・弘前の桜鑑賞ツアーに切り替えたことがありました。
 
 ワタクシは松本勤務時代に仕事と称して、平日満開のタカトウコヒガンザクラを鑑賞して感激した経験がありますので、悔しがった家人の気持ちはよくわかりました。今回はそのリベンジということですね。
 
 
 
 2日間このバスにお世話になりました。ガイドはいませんが、クラブツーリズムから女性添乗員が2人。一人は新入社員で初添乗経験とのことでした。入社2年目の先輩がつきっつきりで指導していたのが微笑ましかったですね。
 
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 バスは事故渋滞の情報があった関越道を運転手さんの機転で避け、東北自動車道・中信越自動車道を経由してまず長野市川中島古戦場に向かいます。ここでおぎのやの峠の釜飯で昼食休憩。
 
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 松本時代、毎月長野市には仕事で来ていたのですが、川中島には来たことがありませんでした。こちらも桜は満開でした。・・・どのあたりで謙信と信玄は渡り合ったんでしょうね?
 
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 大きな銅像がありました。誰かいな?と思ったら佐久間象山でした。彼は松代藩の出身でしたね。「八重の桜」ではすぐ殺されちゃいましたね。
 
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 続いて長野自動車道に乗って松本城見学です。
 桜も満開、快晴とあって松本城周辺は観光客であふれていました。天守閣を見学する長い行列ができていて1時間はかかるとか・・・。
 
 ワタクシと家人は天守閣は何度も登っていますので、パス。久しぶりに二人で松本に来たので、お城近くのお気に入りのホテル花月のコーヒーをいただきてまったりした時間を過ごします。このあたりは宿泊客以外はあまり来ないようですね。
 
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 松本城見学のあとは、今夜のお宿 美ヶ原温泉 ホテル翔峰 に向かい温泉に浸かります。
 
 このあたりは2年間住んでいた里山辺という地区です。家人は転勤以来この地区に来たのは初めてでしたので懐かしがっておりました。
 
 シティービューの部屋からは雪をかぶった乗鞍岳も見えました。写真は写ってませんが、北アルプス常念岳の横には槍ヶ岳の頂上が顔をだしておりました。
 
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 夕食は畳の宴会場にテーブルと椅子を持ち込むというちょっと変わったスタイルでした。広い宴会場でしたのでゆったりした感じでしたね。
 
 
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 お品書きによりますと食事は食前酒に始まって・・・
 
前菜 お造り(大岩魚・信州サーモン・カンパチ・甘エビ) 焼物(林檎木の芽味噌焼き) 小鍋(信州和牛すき鍋・信州野菜・長芋) 揚げ物(おから玄米揚げ・虹鱒稚魚唐揚げ) 蒸し物(豆乳蒸し・榎木餡) 食事(野沢菜御飯・安曇野コシヒカリ) 椀(蕎麦団子汁) 香の物 水菓子 
 
 といったものでした。たいへんおいしくいただきました。
 
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 最近日本酒を飲みだした家人の要望で大雪渓の冷酒(翔峰ブランド)を注文。ワタクシは熱燗をいただきます。
 
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 食事後はめずらしくラウンジへ行ってウイスキーをちびりちびり飲みながら反省会です。
 
 
 
 翌朝、いよいよ待望の高遠城址公園に向かいます。一か所お土産店によって、普通なら中央道を伊奈インターまで行き、そこから降りて伊那市高遠城址公園に向かいます。
 
 しかし、快晴の日曜日、しかも来週はもう桜が散り始めるというぎりぎりのタイミングの満開の本日は、インターを降りた途端一本道が大渋滞になっています。
 
 ここでも運転手さんの機転で諏訪湖から一般道で杖突峠を越えて、いわば裏道を通って伊那市に向かいます。結局高遠城址公園直前まで全く渋滞なしでやってこれました。
 
 公園の周りではごらんのとおりの大渋滞でしたが、それでも渋滞に引っかかってから30分くらいで公園入口のバス用駐車場に入ることができました。
 
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 城址公園内は期待通り満開の桜だらけです。・・・しかし昔ワタクシが見た桜と比べるとちょっと違和感が・・・。
 
 添乗員の説明によると、今年のタカトウコヒガンザクラ色が薄いとのことでした。 たしかにワタクシの記憶でも、もっと濃いピンク色だったので違和感を感じたのでした。毎年同じ木から咲くのに不思議なものですね。
 
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 園内は桜に負けないほど人も満開でした。でも皆さん満足そうでしたね。桜の下で花見をしている人も規制があるのかわかりませんが、カラオケやBBQなどは一切行われず、皆さん静かにお酒と食事を楽しんでいるようでした。