パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

Shakespearの故郷へ

 
  リヴァプールビートルズごっこを堪能したあと、鉄道で約3時間30分かけてストラットフォード・アポン・エイヴォンへ移動します。
 
 ストラット・フォード・アポン・エイヴォンといえばシェークスピアの生まれ故郷として有名な場所ですね。
 
 到着した駅は小さな駅で、町そのものも随分と小さく狭いようです。
 
 
 
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 駅についてからまず今日の宿へ向かいます。
 
 本日の宿 MOONRAKER HOUSEのオーナーは日本の方です。イギリスに住んで20年以上だそうで、お子さんはもちろんイギリス生まれ。あの超有名大学を卒業し、ロンドンで働いているそうです。
 
 宿はこじんまりしていますが、とてもきれいな宿で食事もグッド。何よりもオーナーの人柄が最高で、また来るときはぜひもう一度泊まりたい宿でした。
 
 町の観光についてもいろいろ教えていただき、一部郊外にも広がる観光スポットを含めて移動するにはシティ・サイトシーイング・バスのチケットを買うのが一番お得だと教えていただきました。
 
 
  荷物をほどき、シャワーを浴びてから町の中心部へ歩いていくと時刻は午後3時過ぎになっていました。
 
  最初にシェークスピアの生まれた家を訪れました。500年近く前の家が古い家具などと一緒にそのまま保存されています。 
 
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 チケットのお値段は22.50ポンドでした。  ちょっと高めですが生家以外にシェークスピアの奥さんの実家など全部で5か所のシェークスピアゆかりのスポットに入場できるもので、有効期間も1年間あります。
 
 また来られるかどうかはわかりませんが・・・。 
 
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 遅い昼食は町の中心に近い古いパフで摂ることにしました。 
 
 外壁は相当古く傾いていますが中はちゃんと改装されています。地震もありませんから問題ないようですね。
 
 
 
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 まずはロンドン・プライドのエールビールをいただき、ターキーのローストを注文しました。
 
 七面鳥の肉は初めてですが、意外に柔らかいんですね。ソースはたぶんグレービーソースでしょうね。
 
 
 
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 エイボン川は穏やかな川ですが、ボートや観光船で川巡りをするのが観光客に人気です。
 
 
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 ワタクシもいくつかあるコースの中から往復40分のクルーズに行って来ました。 
 
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  シェークスピアの妻 アン・ハサゥエイのコテージや彼の母のマリー・アーデンの農場などはちょっと離れたところにあり、歩いていくのは無理なので宿のオーナーのアドバイスに従ってシティ・サイトシーイングのバスを利用します。
 
 
 郊外も含め主要な観光スポットを巡るバスでチケットは24時間有効で10.50ポンド。乗り降り自由で時間内は何度でも利用できます。これならまずますお値打ちといえるでしょう。
 
 
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  町を少し出ると美しい田園地帯がず~っと続いています。イギリスは町よりも田園地帯が美しいと言われますがまさにその通りでした。
 
 
 
 
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 茅葺の屋根がとても見事なアン・ハサゥエイのコテージです。庭園もとてもきれいでした。
 
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 シェークスピアの母親の実家の農場は本物の動物が飼われています。昔の装束を着けたボランティアが動物の面倒を見ていますので本当にシェークスピアの時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまいます。
 
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 シティ・サイトシーイングのハイライトはHoly Trinity Church にあるシェークスピアのお墓のお参りです
 
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 祭壇の床に彼の妻と並んで葬られています。ごく普通の地味なお墓でした。ただしお墓には「自分の骨をいじる者」への呪いの言葉が記されています。ここばかりは喜劇ではないようですね。
 
 
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 短い時間でしたが彼の生まれてから死ぬまでのスポットを垣間見ることができました。
 
 ナショナル・シェークスピア・シアターではお芝居をやっているようでしたが、まともにシェークスピアの戯曲を読んだことがないのでまたの機会?にすることにしました。