パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

11月20日 シェム・リアップ 4日目①

今日はホー君と約束した最終日になります。

石の遺跡に少々食傷気味だったので遺跡巡りは昨日で終わりにし、ホー君の勧めもありコンポン・ブルックへ行くことにしました。

ここからトンレサップ湖の入江をエンジン付きのボートでクルーズするのです。

ガイドブックによると1グループに1槽の船が割り当てられるため、1人旅の客は貸切状態になります。

グループなら1人当たりの負担は大したものにはなりませんが、1人だと60$ にもなります。

ずいぶん高いね、とホー君に言うとトゥクトゥクの製造コストに比べボートのは十倍くらいするからだ、というようなことを言っていました。

あまり説得力のある説明とも思えませんでしたが、ここまで来てケチっても仕方あるまい、と思い直しコンポン・ブルックへ向かいます。


現地に着き、事務所で60$ を支払うとボートに案内してくれます。

ワタクシ以外にも1人旅の観光客が結構いました。乗り合いにしてくれればいいのにと思いつつも高い料金を払っているのが自分だけでないと思うと妙に安心したのも事実です。



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ボートは浅瀬を快調に飛ばします。天気がいいのでとても気持ちがいいです。

水上生活者の集落にやってきました。


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かなり傾いている建物もあります。

漁を仕事にしている人も多く網から小魚を取り外す光景があちこちで見られました。



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集落を過ぎると小屋に停泊します。どうやらここからは小舟に乗り換えるようです。

小舟は10$ の別料金だと言います。ここまで来て乗らない訳にはいきませんね。

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船頭はみな女性でした。10$ まるまるが彼女たちに渡る訳ではないでしょうが貴重な現金収入なのでしょうね。

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ワタクシの担当の船頭さんは若いお母さんで小さな子供を連れていました。

子供の仕草が可笑しくてワタクシが笑うと母親も照れたような笑顔を返してくれました。

言葉は全く通じませんでしたがこれで充分です。

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10分くらいのものかな、と思っていましたが、別の水上集落を周りさらにジャングル風の場所にも入り込みます。

結構長い時間になりそうなので寝っ転がり木漏れ日をたっぷり浴びます。

小さい方の子供がむずかるので母親は自分の膝の上に乗せて漕ぎ続けます。たくましいものですね。

結局30分くらいかかりましたが、意外に楽しかった小舟クルーズを終え、再びボートに戻ってトンレサップ湖に出ます。

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かなり広い湖に見えますが、雨季の9月
頃は水位があがり面積はさらに広くなるそうです。


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