パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

11月19日 シェム・リアップ3日目

昨日は足の痛みが辛かったので、今朝は少しゆっくり出発します。

ホー君によると今まで乗せた日本人はほとんどがベン・ミリエという遺跡に行くのでどうかと勧められました。

しかし場所が遠いのと何か特徴のある遺跡でないと、どの遺跡も石だらけなのであとで記憶の区別がつかなくなると思いました。

そこでアンコール・ワットよりは遠いところにありますがベン・ミリエほど遠くではないバンテアイ・スレイに行くことにしました。

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バンテアイ・スレイは遺跡の規模こそ小さなものですが、いたるところに彫られた浮き彫りが最もいい状態で保存されていることで有名な遺跡です。

アンコール遺跡群の壁は沢山の浮き彫りで装飾されています。

戦いの様子や王宮の様子などテーマは様々ですが、観るものを一際癒してくれるものにデバター(女性像)があります。

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数あるデバターの中で最も美しいといわれているのがこの遺跡のものです。

その中で最も有名なのが別名「東洋のモナリザ」と言われるこのデバターです。

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保護の為間近で見ることは叶いませんが、遠目で見てもその優雅さと優しい姿はこれまでに見てきたデバターの中では群を抜いているようでした。



優しいデバターに癒され元気が出てきて、この後も精力的に遺跡を見学…といううよりはホー君に連れ回してもらいました。


もちろん色々な特徴を持つ遺跡もありましたが、自分としてはアンコール・ワットにバイヨンに東洋のモナリザで充分かな、と内心では思い始めていました。


そこで今日のブログでは往復の道みちで見かけた光景をご紹介します。


シェム・リアップは少しトゥクトゥクで走るとすぐ田舎の光景になってしまいます。


村や田んぼ…最近ご無沙汰していた風景でした。

農家では牛を飼っています。何という種類かわかりませんが、実に優しい顔をした牛です。

飼う国民性が反映したのか、などと妄想してしまいます。

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子供たちが道に残してくれたデバター?

道に絵を書く子供を日本で最近見た覚えがありませんね。

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子供達の憧れはやはりお嫁さんなのでしょうか。

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遺跡の池で何をしているのか、と思ったら頭を洗っていました…なんと大胆な。


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遺跡歩きの途中で暑かったのでアイスクリームを買いました。

一口食べると妙な味がします。ドリアンのアイスでした。

どうも匂いが苦手でこれまで避けてきたのに口の中にあの匂いと同じ味がひろがります。



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こんなことをしているうちに夕方になります。

今日の最後の見学場所であるプノン・パケンに登ります。

頂上からは鬱蒼とした森の中にアンコール・ワットも見えます。

あいにく雲が多いので空一面の夕焼けというわけにはいきませんでした。

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それでも暗くなるまで頂上に居て日没を眺めていると、自分がカンボジアにいるのがなんだか不思議な気持ちになってきました。

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