パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

12月21日 コルカタ 5日目

  コルカタ5日目です。
 
 インドでは観光スポット以上に街の表情そのものが好奇心をそそる存在であることに気が付いたため、特に目的もなく街をぶらぶら散歩することが増えてしまいました。
 
 そのためインドでのブログはツイッターに街の光景を呟くような感じが多くなりますがお許しくださいませ。
 
 
 
 インドの冬は思っていたよりも気温が低いです。
 
 日中日差しの強い時間帯はシャツ1枚でも平気ですが、早朝は結構冷えます。それでも日本の12月から比べればかなり暖かいと言えるでしょう。
 
 乾季にあたりますので、ベンガル周辺では雨はあまり降りません。高温多雨だと旅もきつくなるので、ガイドブックには初めてインドに行く場合の時期は冬場を薦めているくらいです。
 
 
 
 そんなコルカタの商店はクリスマスセール真っ盛りです。コルカタキリスト教徒も多いようでサダル・ストリートにも教会がありました。
 
 それでもどうもインドでクリスマスというのは感じが出ないですね。
 
 
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 昨日お世話になったS氏は以前は絵葉書を売っていたのですが、今は土産物を中心に取り扱っています。そんなS氏に店を教えてもらって絵葉書を買い込みます。
 
 
 
 切手は郵便局で買います。
 
 絵葉書は日本まで1枚12ルピー(24円)。 窓口で5枚頼むと、年配のおじさんが、10ルピーと2ルピーの切手合わせて10枚を何度も何度も何度も数えてから、シートからちぎって渡してくれます。
 
 鉄道もそうでしたがインドの窓口はやたらと時間がかかるようです。
 
  
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  郵便居前に陣取る代書屋です。私信というようりは商売上のレターをタイプライター(久しぶりに見ました!)で打っているようです。
 
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  通りの屋台で食事をすることにしました。
  
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  豆のカレーに小麦粉を揚げたものの簡単な一皿です。19ルピー(38円)。思った以上に腹持ちします。
 
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  長椅子に座って食べていると両隣に若いインド人が座って英語で話しかけてきます。
 
 どこから来た?一人か?コルカタの印象は?今まで何食べた?・・・ワタクシの英語でも充分理解できる雑談が続きます。
 
 話がはずんでくると、今晩飲みに行こう!と誘ってきます。待ち合わせするから携帯番号を教えて!・・・なんだか怪しい雰囲気になってきます。
 
 
 これからどこへ行く?と訊かれたのを幸い、「疲れたので宿に戻って休む」と言ってまだ何か話したそうにしている2人を振り切ります。
 
 
 本当に彼らが怪しい輩かどうかはわかりません。もしかしたら親切心で言ってくれているのかもしれません。その判断はなかなか難しいというのが本音です。
 
 でも若い男性2人が、貧相な外国人のおじさんに興味を持って一緒に行動しようとするのはどう考えても不自然に思えてなりません。やはり向こうから話しかけてくる場合は注意せざるを得ないですね・・・。
 
 
 
 2人を振り切ってから、さらに散歩を続けます。
 
 
 コルカタの建物は官庁街にいけば立派な建物もありますが、このあたりは年季の入った建物ばかりです。
 
 
 
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  ごみ溜めでは豚がごみを漁っています。飼われているのか、野豚なのか・・・
 
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 道路にも出てきてしまいます。このあたりは一応シティセンターと言われるエリアなんですが・・・。
  
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 コルカタは野良犬?がたくさんいます。ご覧のとおりだらしなく道路で昼間から寝ている犬も少なくありません。夜行動して疲れているんでしょうか?
 
 狂犬病の予防注射はしてきましたが、やはり野放しの犬がいると不気味ですね。道行く人も可愛がるようなそぶりは全く見せません。
 
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  足底腱膜炎の左足はずっと痛みが続いています。
 
 痛みを最小限にするために底の厚い特別な靴を履いているのですが、こんな煉瓦の凸凹した歩道だと歩きにくくて何度も足を捻ってしまいました。
 
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 コルカタの通りには簡易なトイレ(男性用)をよく見かけます。有料トイレもあります。
 
 でも道端で用を足す人がたくさんいるのもコルカタです。もちろん昼間もです。
 
 
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   サダル・ストリートからそれほど遠くない場所に広大なモイダン公園があり、クリケットを楽しむ人がたくさんいます。
  
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 土曜日のせいか家族連れで団欒を楽しむ人たちもたくさん見かけました。
 
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  暮らしをエンジョイしている人たちがたくさんいる公園からそれほど遠くないところにごみ溜めに住んでいる人がいる・・・インドでは貧富の差というか極貧のレベルがとてつもなく低いようです。
 
 
 ビクトリア記念堂の前の歩道でキリストに助けを求める青年も貧しさにあえいでいるのでしょうか・・・。
 
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 記念堂のある公園に入るには入場券を肉弾戦で手に入れなければなりません。
 
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  公園に入るだけなら4ルピー(8円)。ビクトリア記念堂に入ろうとするとインド人は10ルピーなのに、外国人は100ルピー。日本にも外国人料金ってありましたっけ?温泉の銭湯で住民は若干料金が安いのは経験しましたけど・・・。ワタクシはもちろん4ルピーしか払いませんでした。
 
 インド皇帝を兼ねたビクトリア女王を記念して1905年に建立された記念堂の前はインド人観光客にも人気があるようです。
 
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 コルカタの町を縦横無尽に走るオートリキシャ。
 
 タクシーよりは手軽な乗り物のようですが実際は乗合いになっているようで、観光客が利用するのはちょっとむずかしそうです。
 
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 多少の修理は運転手が自分でやってしまうようです。ワタクシなぞ自分の車のボンネットを開けたこともありません。
 
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