パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ハノイ3日目 ハロン湾クルーズ

 
  ハノイ3日目です。台風9号はトンキン湾からハノイの北側を通って中国へ抜けました。昨日、一昨日は台風による強い風雨のためハロン湾クルーズは中止になってしまいました。
 
 メリア ハノイ ホテルの朝食で出会った日本人ツアー客の方は、予定していたハロン湾クルーズが中止になり、結局クルーズできないまま帰国日を迎えてしまった、と残念がっておりました。
 
 
 悪運の強いワタクシたち2人は、幸いハノイ3日目にハロン湾クルーズを組み込んでいたので台風の影響はほとんど受けずにクルーズを楽しむことができました。
 
 
 
 ハロン湾クルーズは現地で日本語ツアーを主催している旅行会社にネットで申し込んでいました。
 
 HIS社でもオプションでハロン湾ツアーを実施しているのですが、ちょっと料金が高いので少し安いTNK &APTトラベル社の日本語ツアーを利用しました。
 
 
 
 昨年12月はワタクシ一人でこのツアーに参加していました。昨年は日本人が5人で残りの18人くらいが英語ツアーのお客だったのですが、今回はバス1台、21名全員が日本人でした。
 
 雨季にもかかわらず7月はやはり夏休みを早めにとった方が多かったのでしょうか。
 
 
 
 
 朝8時30分頃にホテルにTNK社のバスでベトナム人の日本語ガイドの方が迎えに来てくれます。
 
 
 
 ハロン湾までは途中30分の休憩をはさんで約4時間かかります。こればかりは悪運が強くても時間は縮まりません。
 
 
 ハロン湾に着いたのが午後12時30分頃。今日は2日間クルーズが中止になっていたせいか、船着場にはたくさんの観光客とクルーズボートがいました。
 
 
 
 乗船前にガイドさんから乗船券を渡されました。120000ドン(約600円)となっていますが、当然食事代は含まれない料金なんでしょうね。
 
 
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 クルーズ船に乗り込むとまず昼食になります。ワタクシたち2人と親子3人連れの5人が一つのテーブルに着きました。
 
 娘さんが4月からハノイで働いていて、ご両親が娘さんを尋ねてハノイに来ている、とのことでした。
 
 娘さんは、日本にわたって介護士や看護師の資格取得を目指すベトナム人に日本語を教えている、とのことでした。
 
 お母さんがざっくばらんな方でテーブルの雰囲気を和ませてくれました。
 
 
 
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 昼食後はしばらく湾内の風景を楽しみます。
 
 ガイドさんが奇岩の説明をいろいろとしてくれます。
 
 
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 遊び慣れている欧米人観光客はカヌーで湾内を周遊しているようです。もちろん広いハロン湾ですから極く一部でしょうが・・・。
 
 
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 ワタクシたち団体観光客は途中で小舟に乗り換え、奇岩に近づきます。
 
 小舟は別料金で1人6ドル(だったと記憶してます)を漕ぎ手に払わなくてはなりません。
 
 
 ここまで来てボートに残る人はおらず、全員小舟に乗り換えます。5人乗りなので食事のとき一緒だったご家族と一緒に乗り込みます。
 
 小舟の漕ぎ手は全員お姉さま。貴重な現金収入なんでしょうね。
 
 
 
 
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  昨年はこうした奇岩のそばまでは行きましたが、穴をくぐって中に入ることはありませんでした。今年はずんずん進んでいきます。
 
 Hさんによると、観光客からの希望でこうしたクルーズに変わったとのことでした。
 
 
 
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 少しだけ映像を撮りました。またまたアップの仕方がよくわからないのでこのURLをクリックしてみてください。音が出ないかもしれませんがご勘弁を。
 
 
 
 
 
 小舟での探検のあと鍾乳洞を見学し、クルーズが終わったのが午後3時過ぎでした。再び約4時間以上かけてハノイ市内に戻ります。
 
 
 
 ホテルに戻ったのが午後8時近く。予想より少し早く戻れました。途中から激しく雨が降ってきました。クルーズの最中は天気はまずまずでしたのでこれも悪運のおかげでしょうか。
 
 
 
 さすがに疲れたので夕食を外に出て取る元気はなく、ホテルのレストランで食事することにしました。
 
 屋台で超ローカルな食事ばかりしていましたので、イタリアンをいただくことにします。
 
 
 
 ビールを1杯ずつ、赤ワインも2杯ずついただきながら、アンティパスト、海老のリガトーニペンネ・アッラビアータ、付け合せのサラダをいただきます。
 
 ワインもビールもお料理もとても美味ですし、女性のウエイトレスの気遣いも満点です。
 
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  やはり5星ホテルのレストランはちゃんとした料理を出すんだなあ、と感心します。
 
 ゆったりと食事をしながら楽しい時間を過ごすことができました。
 
 
 
 
 さて、お勘定をするためもってこられた請求書を見ると、税・サービス料15%込みで…   
 
 
              1,882,650   VND 
 
 ひゃ、ひゃくはちじゅうまん!?(@_@;)
 
 
 
 
 
 ゼロの多さに心臓が止まりそうでしたが、日本円にすると約9400円、一人あたり4700円です。
 
 美味しい赤ワイン(1杯175000ドン:約875円)を4杯も飲んでますから日本のイタリアンレストランでもこれくらいは普通なのでしょう・・・。
 
 ペンネは21万ドン(約1050円)、リガトーニ 34万5千ドン(約1725円)、アンティパスト 21万5千ドン(約1075円)ですので、これらも日本でいえばそれほど高くないお値段ですね。
 
 
 ただし、風呂屋の椅子に座って正体不明の料理を食べ、ビールをしこたま飲んでも二人で10分の1以下の14万ドンも出せば腹いっぱいになるハノイでは、一流ホテルでの食事は庶民から見るとバカ高いということになるのでしょうね。
 
 
 
 「両替してもなかなかお金が減らないね…」などと脳天気なことを言っていた罰が当たったのか、この店の勘定を支払ったあとは、2人の手持ちの現金が一挙に少なくなってしまいました(笑)。