パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

マダム・イン・ニューヨーク

 
  遅ればせながらインド映画のマダム・イン・ニューヨークを見てきました。
 
 他の映画の予告編で見て、ぜひ見に行きたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがなくようやく名画座で見ることができました。
 
 とあるインドの家庭の主婦が、姪の結婚式の手伝いのために5週間ニューヨークで過ごすなかでのエピソードを描いた映画ですが、なんといっても最大の魅力は主演女優のSrideviです。
 
 
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 インドでも大人気の女優さんだそうで、映画会社の宣伝文句?では
 
「インドの吉永小百合
 
 
 だそうですが、チャーミングなだけでなく演技力も抜群。この映画で初めて知った女優さんですが、一目でファンになってしまいました。
 
 彼女のことを英語でツィートしたとたん、すぐインド人にリツィートされました。やはり彼女のファンは相当多いようですね。
 
 
 彼女が演じる専業主婦は、インド社会全体がそうなのか夫のため、家族のためが最優先で個人として尊重されることはあまりありません。
 
 さらに英語が苦手で、仕事で英語を操る夫やインターナショナルスクールに通う娘からもそのことで軽んじられていました。
 
 姪の結婚式の手伝いのために先乗りして過ごしているNYでは、英語がよくわからないためにコーヒーショップでひどい目に・・・
 
 ふと見たバスの胴体に書いてあった「あなたも4週間で英語が話せる」の広告をきっかけに、一念発起してその語学スクールに通います。
 
 アフリカ、パキスタン、インド、中国、フランス、メキシコからやってきて英語で苦労している生徒と繰り広げる英会話スクールのシーンの数々は、英会話のお稽古中のワタクシにはとても楽しくまた興味のあるものでした。
 
 インド映画につきものの歌と踊りのシーンも抑え気味でしたがちゃんと出てきます。
 
 最後はハッピーエンドで終わるのも定番ではありますが、女性監督ならではの素敵で楽しい映画でした。