プーリア州散歩行 ⑲海辺の街の散歩
(この記事は1月10日から1月21日までのイタリア旅行の記事です)
1月18日(水)
荷物を整理したあと、散歩に出かけます。こちらも天気は午後からは雨になりそうでしたので早めに散歩を済ませた方がよさそうでした。
ポリニャーノの街にも旧市街がありました。ドメニコ・モドューニョの像がある場所から夏は海水浴場になる入江を挟んだ細かい建物がごちゃごちゃ並んでいる海沿いのエリアが旧市街でした。
(googleから借りました)
季節の違う画像ですが、左側の門が旧市街の入り口です。
(googleから借りました)
門を潜り抜けると旧市街に入ります。
狭い路地が縦横に走っているのは同じですが、すぐ行くと崖があって海に面しているのがこれまでの旧市街とはちょっと違いますね。
旧市街を散歩したあと、海の見えるいくつかの崖まで歩いてみました。
街の中を通る道の行き止まり崖になっていて展望台のようになっているのです。
夏はたくさんの避暑客が海水浴や海鮮料理を楽しみに来るようですが、冬のアドリア海は波も荒く大きなレストランは休みのところが多いようでした。
散歩の途中食料品店を見つけたので自宅土産用に1kgちょっとのパルミジャーノ・レッジャーノを買い求めます。海外旅行ではほとんどお土産は買いませんが、イタリアに来たときは必ずこのチーズの塊を買って帰ります。
クレジットカードで支払いましたが、機械にカードを装着してもなかなか応答してきません。店ではワタクシのうしろに女性が何人か待っています。
怪しいイタリア語で”Giappone e lontano da qui"(日本はここから遠いからね)と言い訳すると、女性たちに受けたらしく彼女たちが大笑い。買い物を終わって店を出ると彼女たちに「日本から来たの?…」と声をかけられ会話になりました。
残念ながらはずんだ会話に発展するほどのイタリア語力はありませんので短い会話で終わってしまいましたが、地元の人と少しでも交流できたのはとてもよかったですね。
気分を良くしたので旧市街の入り口の隣に開いていたワインバーで休憩します。
ワイングラスの左がお店で買ったチーズの塊です。
しばらくのんびり休んでいましたが、急に天気が悪くなり雨が降ってきました。どうもここ数日は午前中は天気はいいのですが午後になると雨になる日が続いています。
やむを得ず、途中で夕食用にワインと酢漬のイワシにパンとハムを買って宿に帰ります。
結局この日はずっと夜まで雨だったので部屋でのんびりテレビを見て過ごしていました。
翌朝テレビをつけると、ここから300キロくらい北の方にあるアブルッツォ州で、大雪の中で地震があったニュースをやっていました。ホテルが雪崩で倒壊し死者・行方不明が出ているとのことでした。地元でも大きなニュースらしくどこのテレビも同様のニュースをやっているようでした。
異国の地で災害のニュースを見るのは何とも不安なものですね。後で日本でも大きく報道されていることを知りました。
翌朝は天気もよかったので朝から散歩にでかけます。
昨晩雨で行けなかった海の良く見える広場に行ってきました。朝日がとてもまぶしかったですね~。
Giannniさんの言う通りこのクロワッサンはとても美味しかったです。もちろんカップチーノも。
さて、そろそろ旅も終わりに近くなりました。今日は最終宿泊地のバーリに戻ります。