パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

リスボン散歩行10 リスボン市内2日目②

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 シントラからリスボンに戻る途中、セッテ・リオス駅で国鉄から地下鉄に乗り換えるとき、駅からすぐ
のところにRede Tejo社 のバスターミナルがあった。エスカレーターを上っていくと広いターミナルにた
くさんのバスが停車していた。リスボンからの長距離バスの大半はここから出発するのだ。方面別の時刻
表を手に入れてから市内に戻る。

 今日からホテルをマルケス・ポンバル駅近くのJorge V というホテルに替え、4連泊の予定である。
ネットの予約サイトで見つけたホテルで1泊朝食つきで1泊50ユーロ。Zuriqueよりグレードは落ちるが
市内中心部には近いというメリットがあるので予約したのだ。今回も節約旅なのでホテルは1泊50ユー
ロを予算としてが、ペンサオンは設備等を我慢すればこの予算でも予約可能なものは結構あるが、リスボ
ンではホテルになるとかなり限られてくる。そういう意味では他の国と比べ、リスボンのホテルの値段は
決して安いほうではないようだ。

 Jorge V の部屋は、シングルで予約したが、一応ツインのシングルユースだった。シャワー・バスタ
ブ・トイレ・エアコン・TV・セーフティボックスなど必要な設備は一応全部そろっている。ホテルそのも
のはかなり小さいホテルではある。エレベーターがシンドラー社のものだったが、このときは後の日本で
の事件のことは知る由もなかった。

 シャワーを浴びてから昼寝。夕方になってバイシャ地区を散歩し、ロシオ広場の二コラというカフェで
しばらく休憩。ポルトガルでも名の知れたカフェらしい。テラス席で行き交う観光客を眺めながらのんび
りとビールを飲む。席の間を小さな女の子がコップを持って物乞いに歩き回る。観光税だと思って小銭を
コップに入れる。この子は他の席で断られても悪びれずすぐ隣の席でコップを突き出す。最近の日本では
物乞いを見かけることはまずないが…。

 夕食どきになってまたカルサ・ド・ドゥケ通りヘ。こんどはロシオ広場から直接階段の道を登ってい
く。今晩は階段道の中腹にあるSecurasという名の食堂で夕食。階段道にしつらえられた席でサン・ジョ
ルジェ城を眺めながらの夕食である。名物のバカリャウ(干しタラ)のグリルとサラダに赤ワインのハー
フと石ころのようなパンで12.5ユーロはお値打ちだろうか。
 店員はブラジル人だったので錆付いた英語でクロアチアとオーストラリアに勝ってくれと云うと意味が
通じて「まかせておけ!」と自信たっぷりの返事をくれた。