パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

リスボン散歩行13 リスボン市内3日目③

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 午後はホテルにいったん戻り休憩。一人旅で街をうろつく旅は朝早くから夜遅くまで歩き通しなので、
適宜ホテルに戻って体を休めないときつい。毎日荷物を持って泊まる街を移動する旅ではこうしたことは
できないが、出発便と帰国便だけが決まっているだけの旅なので気分で予定をいくらでも変更できる。

 しばらく睡眠をとったあと、家族への土産を探してショッピングセンターを何箇所か訪れる。リスボン
では市中心部を少し離れたところに大規模なショッピングセンターがあるが、いずれもバスや地下鉄で簡
単に行くことができる。

 買い物をのんびりすましたあと、思いついて夕暮れ--といっても暗くなるのは午後九時前後だが--
に遠くから見ただけのサン・ショルジェ城に行ってみることにした。
 ガイドブックでは37番のバスが便利と改訂あるが、どこでこのバスに乗車できるかが書いていない。
しかたなく記憶をたよりに28番のトラムに乗り、カテドラルから幾つ目かの停留所で降りて歩いてサ
ン・ジョルジェ城に向かう。ここはリスボア・カードでも無料ではなく、割引があるだけ。

 入場券を買って城内に入ると午後8時はとうに過ぎているのに、広場で屋外バーティーの準備で大勢の
コックさんが立ち働いている。準備状況から見ると早くて午後9時からの開始といったところだ。今日は
平日なのに…。昼間の鯨飲している労働者といい、どうもリスボンの人たちの時間感覚というのは我々と
は大きく違っているようだ。

 城壁の広場からはモンテやグラサの展望台とはまた違った角度でリスボンの街を見下ろすことができ
る。ポツポツとあちこちで街灯がともされてきた。暗くなってきたので思いついて再度一番高いところに
あるセニョーラ・ド・モンテ展望台に行ってみた。
 やはりこの展望台からの眺めは格別である。函館山からの夜景も個人的には真っ暗な時間帯よりも日暮
れからだんだん暗くなる時間帯のほうが美しいと思ったがリスボンの展望台からの眺めも同様である。
 しばらくモンテ展望台にいたが、完全に暗くなってからまたトラムでバイシャに戻る。今日の夕食はア
ウグスタ通りのカフェで立ち飲みのビールとサンドイッチで軽くすますことにした。

 ホテルに帰って金勘定。短い旅でもしっかり管理しないとあとでとんでもない目にあってしまう。