パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

リスボン散歩行14 リスボン市内4日目①

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 市内散策4日目の最初はアルファマぶらリ歩きとした。アルファマヘ行くには28番のトラムに乗って
カテドラルで降車して歩いていけばよさそうだ。マルケス・ポンバル駅から28番のトラムに乗るには
、バイシャ・シアードで地下鉄を降りてカモンイス広場でトラムに乗るのが一番簡単だ。
 散歩初日にマラソンコースになっていたバイシャのコンセイサオン通りで乗車してもよいが、駅からは
少し歩かなくてならない。

 地下鉄のホームに妙な絵が描いてあった。飛び込み防止の呼びかけなのか。まさか「ホームで寝っころ
がるな」という注意ではあるまい。Nao…と書いてあるので「…するな」ということのようだが。

 カテドラル前でトラムを降り、そのまま路地を歩いていくとだんだん道が狭くなり、アルファマ地区に
はいっていく。このあたりは1755年の大地震前のリスボンの街の様子を今だに残している、といわれ
るがかなり狭い路地が迷路のように走っている。ちょうどナポリのスパッカ・ナポリ地区の雰囲気に似て
いる。違いはナポリのように汚い、臭いということがない。リスボン全体もそうであるが。

 狭い路地を通り抜けた小さな広場に面してア バイウカ という庶民的なファド・ハウスを見つけた
が、ファド演奏が終わる深夜にはこのあたりはかなり怖そうな感じである。タクシーを頼んでもこんな狭
い道では車は入れないのでないか。
 立ち止まってふと上のほうを見ると二階の窓からヒマをもてあましていそうなおじさんがこちらを見て
いる。挨拶をすると面倒くさそうに返事が返ってきた。向こうにしてみればヒマそうな外国人がこんなと
ころで何をやっているんだ…と思っているのかもしれない。

 狭い階段道をずっと登っていくと28番のトラムが走っている道に出た。とんでもなく狭い道をトラム
が走っている。