パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

採血時のひとコマ

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訳あって某大学病院に行って採血をしてきました。

採血ですので、番号札を持って椅子に座って並んで待つ、自分の順番が来たら採血席につく、氏名確認を

する、腕を突き出す、ゴムバンドを巻かれる、チクッと採血針を刺される…とごく事務的にすすめられる

ことです。

大出血を起こしたり、針が腕を突き抜けた!などと大事件にでもならない限り、ブログに書くような出

来事ではないのですが、今回の担当者(看護師さん?)は一味ちがっていました。

自分の番号を呼ばれて席に着き、氏名を確認されたあと、この看護師さんがしゃべることしゃべるこ

と…。驚いたことに採血が終わるまでず~っと私に話し続けていたのです。

彼女の話を要約すると…

 ・患者さんは「採血」と聞くだけで緊張してしまう

 ・採血室に入ってくる患者さんのほとんとが視線が泳いでおり緊張と不安の様子がありあり

 ・自分はできるだけ患者さんに話しかけて、意思疎通をはかり緊張をほぐすように心がけている

 ・緊張と不安が和らいだ患者さんは採血時の痛みも緩和される

 ・その結果血流もよくなり、採血そのものがうまくいく…

というものでした。

今まで献血や人間ドックも含め、採血はずいぶん経験しましたが、こんなに採血時に話しかけてくる看護

師さんは始めてでした。気がつくと他の席の担当者の方は黙って採血しているようでしたので病院の方針

というわけでもなさそうでした。

全員が彼女と同じように話しまくったらうるさくなってしまうかもしれませんが、彼女の職業意識になる

ほどと感心してしまいブログに書き留めておくことにしました。