パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

1月7日(日) 歴史博物館で水上人形劇

 道の渡り方にも慣れたのでだいぶ街歩きが楽になった。

 午後はブイビエン通りから足を伸ばして歴史博物館に行くことにした。腹ごなしに歩いていくと途中で金魚売りを見かけた。売っているというよりは休憩しているみたいだが…。

 車道側に面して金魚を展示しているところを見るとバイクや車で来る人たちに売るのだろうか。
 
 
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 歴史博物館は先史時代からのベトナムの歴史に関して展示されているが、もうひとつの売り物が水上人形劇の上演である。日曜日の昼下がり。観光客も開場までしばしの休憩。
 
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 水上人形劇の本場はハノイだが、ホーチミンではこの博物館で見学できる。
 入場料とは別に外国人は一人あたり 2米ドルの料金がかかる。米ドル紙幣で払おうと財布から取り出そうとすると、前に並んでいた欧米系の客が2人分としてベトナム紙幣で3万2千ドンを払った。

 そうか、ベトナムでは米ドルは固定レートで 1米ドル=1万6千ドンなのだ。だから米ドルと書いてあってもベトナムドンで支払ってもかまわないのだ。なるほど。

 人形劇は農民の生活の短いエピソードをいくつか連ねて上演された。言葉はベトナム語だが、人形のしぐさや民族音楽の雰囲気でなんとなくストーリーは伝わってくる。コミカルな演技に観客席から笑いが漏れる。

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 終演後舞台裏から現われた人形師は若い男女。人形のしぐさが初々しく感じたのはまだまだ修行中なのだろうか。

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 人形劇を楽しんだあとはフォー・ホアというフォーの有名店へ。露店のフォーもよいが、この店はホーチミン中のフォー屋がその味を目指したという有名店であるらしい。

 店の番地を目指して歩いていったので店にたどり着くまで少し時間がかかったが、昼食時間帯はとおに過ぎているもかかわらず、店は地元客で混んでいた。

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 出されたフォーを一口啜ってみて、その旨さに納得。汁は薄い塩味。油條みたいな揚げパンを汁にひたして食べるのも格別である。ただし値段は露店よりは高く2万1千ドンだった。(約170円)

 薬味がテーブルにおいてあったので地元の客の真似をして入れてみると日本人にはちと辛い味付けになってしまう。素うどんならぬ素フォーが日本人に良くあう味なのだ。

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 店先では店員たちが一所懸命フォ-を作っていた。

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