パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

1月8日 ホーチミン最後の夜

 午後は土産を買いに中心街をブラブラ。ドンコイ通りのカラベルホテルの前の交差点に見慣れたもの

が…。日本の横断歩道の信号である。

 他の交差点では見かけた記憶がなかった。少し低めに取り付けられている。なんでこんなところに日本

の信号が…?

 信号無視ばかりの歩行者にあきれ果てた行政が、交通マナーのよい日本から信号を輸入したのだろう

か。効果はなかったようだが…。

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 ホテルの近くにも日本語対応可能なネットカフェを見つけた。経営は日本人らしく、店員も元気な日本

人の若者だった。だが、値段が高~~い!1分で500ドン(4円)。70分使ったので35000ドン

になった。ブイビエン通りのネットカフェの5倍!の値段である。もっとも約280円なので日本より

ははるかに安いのだが、値段そのものよりもネットカフェの値段に5倍も開きがあること自体が日本人の

感覚では理解に苦しむ。

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 ホーチミンではCDを書店で販売している。露店のCDショップもあるが、ぼられたりするそうだ。

 今回土産に買ったのはミー・タムという女性シンガーのアルバム。ご覧の通り叶姉妹風の雰囲気だが、

見かけによらず低音の伸びがすばらしい。全部ベトナム語なので何を歌っているのかはさっぱりわからな

い。1曲だけ聴いたことがあるな、と思ったら五輪真弓の「恋人よ」のカバー曲だった。

 地元でも人気が高いらしく、この日立ち寄ったビアホイで地元のおじさんにこのCDを見せると、親指

をたてて「グッド!」と言ってくれた。値段はこれも35000ドン。新品なのに驚くほどの安さであ

る。ネットカフェといい、どうも物価の感覚がおかしくなる。

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 夕方近くなると街角のあちこちの道端で路上宴会が始まりだした。それほど気温も暑くないので外で食

事すると一層涼感をさそうのだろう。


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 暗くなってからは最後の夕食。 結局再びベンタイン市場周辺の屋台街に行くことにした。どうも今

回はちゃんとした屋根のある店ではほとんど食べなかったことになった。屋台街は今日も観光客でにぎわ

っている。

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 今晩はビールと野菜の炒め物とベトナムお好み焼きといわれるバインセオを注文。

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 バインセオの食べ方がわからずモタモタしていたら、見かねた店員が飛んできて食べ方を教えてくれ

た。薄焼き卵のような皮の中に具の入ったバインセオを、たくさんの野菜(どう見ても葉っぱに近い)で

包み込んでんでタレにつけて食べるのだ。

 なるほど…最後の夜もホーチミンは油断がならないのだ。

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