パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

観光スポットめぐり その2

<セント・ポール教会> 

オランダ広場の隣に小高い丘がある。丘の頂上には古いキリスト教会の廃墟が立っている。

 元は1521年にポルトガル軍が建設した小さな礼拝堂だったが、その後イエズス会に引き渡され

た。ポルトガルに代わってマラッカを占領したオランダは1641年、この教会をセント・ポール教会

とし、先に写真を掲載したクライスト・チャーチ・マラッカができるまでこの教会が中心的な役割をは

たした。

 イエズス会に所属していた頃には、あのフランシスコ・ザビエルも度々この教会を訪れ、彼が亡くな

ったあと一時的に遺体がこの地に埋葬されていたそうだ。

 今は外壁のみを残すのみであり、内壁にはオランダ統治時代の大きな石造りの墓碑銘が幾つも立てか

けられていた。

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 この辺りでは一番高い場所のため内外からの観光客が絶えない。遠くに見える海がマラッカ海峡であ

る。昔は海外線はもっと近かったようだが、埋め立てられショッピングセンターが新たに建てられ海は

遠くなってしまったようだ。
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 ムスリムの子供たちにとっても教会からの眺めは特別らしい。
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マレーシア全体がそうなのだろうが、ここマラッカでもうれしいことに主要な観光スポットには必ず解

説の碑文みたいなものが併設されており、正しい日本語の解説が併記されている。今までにない経験で

ある。ただし、マレー語や英語が表で日本語は石碑の裏側になるけれど。

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<マラッカ川>

マラッカの中心街はそれほど広くないエリアだた、その真ん中で小さなマラッカ川により区分されてい

るようだ。

 東側がどちらかというとポルトガルやオランダ統治時代の名所・旧跡がかたまっており、西側には明

の時代以来の中国やその他の国との交流を物語る建物や街づくりを見ることができる。

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 マラッカ川そのものは汚れていたが一応護岸の整備が進んでいるようだ。夜になると川岸が赤や青の

光でライトアップされるが大したものではなかった。

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