パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

マラッカ散歩最終日

 短かった今回の旅もいよいよ本日が最終日だ。名古屋への帰国便は深夜なので、クアラルンプールまで

足を伸ばして街を少し散歩することにした。

 クアラルンプールは、マラッカから向かうとKLIAクアラルンプール国際空港)よりもっと先にあ

り、途中にKLIAが位置するので,まずはKLIAまで戻ることにした。

 ホテルの入口にタクシー・ブースがあり、あらかじめ予約しておいたタクシーで出発。空港からホテル

までの料金は定額で144リンギだったのに、ホテルで頼んだタクシーは定額で160リンギ。その差は

16リンギ。約520円だからまあいいか。空港までのホテル・リムジンだと280リンギもするのでそ

れに比べたら安いものだ、と無理やり自分を納得させる。

 往路は無事ホテルに到着するまでやはり緊張していて、周りの景色はあまり目に入らなかったが、今度

はゆっくりあたり見廻すことができた。マラッカ・エリアの入口近くに大きなジャスコの店舗があったの

でびっくり。
 
 1時間半後にKLIAに無事到着。チェックインには早過ぎてまだできないので、手荷物預所に荷物を

預け身軽になる。

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ここは24時間営業していて旅行者にはありがたいが、出発ロビーの少し奥まった場所にあり、インフ

ォーメーション・カウンターで場所を教えてもらってもわかりにくかった。料金は10リンギ。



 空港からクアラルンプール市街までタクシーだと1時間くらい。料金も70リンギ程度かかるが、快速

電車のエアポートエクスプレスに乗れば、市街の中心地のKLセントラル駅まで28分、料金も35リン

ギとタクシーよりはるかに安いので、当然こちらで行くことにした。

 この空港はありがたいことに様々な掲示が日本語でも書かれているのでわかりやすい。

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 空港駅のホームに降りて自動販売機の前で切符の買い方が飲み込めず、戸惑っていると、係員がさっと

寄ってきて親切に機械の操作を教えてくれた。おまけに領収書もプリントしてくれた。

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 KLセントラル駅に到着して先ずしなければならないのが帰りの便のチェックイン。空港ではまだでき

ないが、空港から離れたこの駅では出発時刻の12時間前からチェックインが可能とガイドブックにあっ

たので、チェックインだけは済ませて通路側の席を確保するつもりだったのだ。

 駅構内の案内板表示にしたがって進んでチェックイン・カウンター見つける。荷物もここで預けられる

とわかったが、空港に預けてあるので、荷物の手続きだけ空港のチェックイン・カウンターですることに

なった。


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 クアラルンプール市街に出てから、まず散歩したのがトゥンク・アブドル・ラーマン通り周辺。これと

いった観光地といわけではないが、ガイドブックの「下町的存在」の一言に惹かれてぶらぶらすることに

したのだ。

 KLセントラル駅からスターLRT(電車)に乗り換えて2駅目のマスジッド・ジャメー駅で下車。今

日のクアラルンプールは天気があまりよくなく雨が降ったり止んだりしている。

 駅を出て人の流れに沿って歩いていくと、商店街らしきところに出たきたのでのんびりと散歩する。


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 このあたりにはインド映画専門の映画館があるようにインド人も多いようだ。通りには生地屋がたくさ

ん並んでいる。マネキンはいかにもイスラムの国らしい。

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 とはいえ大売出しに群がる女心はイスラムも他の国も共通のようだ。


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 大通りに面して「そごう」があったので涼みがてら入ってみると、1階のフロアは衣料品のバーゲン会

場となっていた。商品よりもお客のスカーフの鮮やかな色のほうが印象に残る不思議な光景だった。自分

の土産用にネクタイを一本購入。

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 今日の昼ご飯は商店街の一角のオープンカフェで。ご飯の上に、豆や野菜をトマトソースで煮込んだも

のをご飯にかけて食べるお手軽ランチだ。注文の仕方がよくわからなかったので店員を捉えて教えてもら

う。値段は6リンギ(約220円)。今回の旅も高級料理とは無縁で終わりそうだ。


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