松本に行ってきました。１日目

　９月８日(土）・９日(日）に松本市へ小旅行に行ってきました。

　昭和６３年４月から平成３年３月までの３年間転勤で松本に居住し、その後仕事で何度か松本に行きま

したが、純粋にプライベートで松本をぶらぶら散歩するのは今回が初めてでした。

　日中は３０度近くの気温。日差しもかなり強かったのですが、日陰に入るとぐっと涼しくなり、朝晩は

名古屋と比べればエアコンの効いた部屋を歩いているような気がするほどでした。

　松本市の中心部はかなり二十年前とは変っており、観光客にとっては利用しやすい町になったのかもし

れませんが、昔の風情のある街並みを少しでも知っているものにとっては少し寂しい感じを禁じえません

でした。

松本に久しぶりに来たのでまずはそばです。

この店はガイドブックにも載っていない地元の普通のお店ですが松本での住まいの近くの「つじもと」

という店です。松本バスターミナルから松電バスの寿台循環路線に乗って、寿台東という停留所のす

ぐ近くにあります。

　今回は岩魚の塩焼きを熱燗でゆっくりいただいたきます。

　そのあとは、もりそばと木曾のお酒「七笑」の吟醸酒（コップのお酒；水ではありませんよ）で締めま

した。

　市内の定番の観光地といえばなんといっても国宝松本城でしょうか。

　松本城は大きなお城ではありませんが、築後４００年を経過した、木造のきりりと引き締まったとても

美しいお城です。

　この日はサイトウキネンフェスティバルの最終日を９日に控え、最後の夜のコンサートが行われ、夜の

お城前の広場にＮＨＫのテレビの大画面が設置されサイトウキネンオーケストラの演奏が生中継されてい

ました。

　画面に突然鬘をかぶった「みのもんた」が現れた！と思ったら指揮台の小澤征爾でした^^ゞ

　ぼんやりとライトアップされた松本城を横に眺めながら「亡き王女のためのパヴァーヌ」のしんみりと

した演奏を楽しみました。

　年に一度この広場で薪能が演じられますが、クラシック音楽の演奏もまた幽玄の世界にワタクシをひき

こんでくれたようです。