マラッカ散歩行 最終日 ３

　雨は強さを増すばかりなので、やはり早めに空港に戻ることにした。

　空港で荷物を手荷物預所から取り出す。リュックサックをかついでいくのもなんだか面倒くさくなり、

名古屋までの直行便なので帰りは荷物は預けることにした。ＫＬＩＡでは荷物のパッキングをするサービ

スがあった。他の空港では見た記憶はないが、ここだけのサービスでもなさそうだが…。もともとリュッ

クは機内持ち込みのつもりでいたので鍵もついていなかったので、７リンギはかかるけれども中々気の利

いたサービスだった。

クアラルンプール国際空港（ＫＬＩＡ）は黒川紀章氏の設計による大きな空港で，世界からの評価も高

い空港らしい。

　名古屋から来たときは余裕がなかったし、早めに空港に着いたので空港内の施設の見て回る。　民族音

楽の演奏もあって中々雰囲気もよろしい。

　空港のカフェでビールとサテーで軽い食事をしながら、デジカメの画像を再生して短い旅の足跡を見て

思い出を確かめる。デジカメならではの芸当ではある。

　短いマラッカの旅もあとは名古屋へ翌朝到着するだけ。大きな太陽が沈む夕焼けは見ることができなか

ったが、またいつか来るときの楽しみにしておこう。

　帰りの飛行中、真っ暗な機内から見上げると、無数の星のまたたきを目にすることができた。次はどこ

の国でこの星空を見ることができるのだろうか…。

＜おまけ＞

　突然機内に出現したディメンター（吸魂鬼）。アズカバンから名古屋にむかっているらしい^^ゞ