パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

谷中散策

 家人は西早稲田へ何やら会合とか。豚児上下はバイトに学校…。

 ということで久しぶりに土曜日の日中、一人でふらふらと散歩へ。

 あてもなく下車したのが東京メトロ 千代田線の千駄木駅です。このあたりから日暮里駅にかけての谷

中(やなか)周辺をふらふらと散歩しました。



 まず、千駄木駅を降りてぶらぶらと「谷中銀座」を目指します。

 猫がたくさんいる横丁があるようですが、この日は陽ざしが強かったせいか、みかけるのはワタクシ同

様の散歩客ばかり。

 最近はテレビで取り上げられることが多いのか、絵に描いたように高飛車な態度の店もありました。


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 気を取り直して、近くの蕎麦屋でざるを一枚。まずまず(まずいまずいではありませんよ)でした。

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夕焼けだんだんの階段を上って右折すると「朝倉彫塑館」が静かにたっています。

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 文化功労者の彫塑家 朝倉文夫の自宅兼アトリエを改造した建物で、今は台東区に寄贈されています。

 館内には朝倉文夫の作品(実際の話、唯一知っていた作品は大隈重信のブロンズ像だけでした^^ゞ)や


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などが静かに展示されています。ひっそりとした、地味な美術館でした。


 
 彫塑館の通りを東にずっと進んでいくと周りには小さなお寺がたくさん。谷中の墓地には有名人のお墓

がたくさんありますが、小さなお寺にもそれなりに由緒あるお墓があるようです。(最近お墓の記事がお

おいですね)



 さらに進むと小さなお菓子屋が…。

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 日本サッカー協会岡野俊一郎氏(今はIOC委員だったかな?)の実家がこの店を経営していたよ

うな記憶が…。谷中ではなくて上野の方だったかもしれません。いずれにしても質素なたたずまいがなん

ともいえません。



 すぐそばの言問通り台東区のルート・バスが巡ります。休日なので観光客でいっぱいのようです。


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 交差点の脇には古い酒屋を移築した旧吉田酒店が、下町風俗資料館付設展示場として江戸時代の酒屋の

様子をうかがわしてくれます。

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 今日は地元の会の方が「谷中小唄」というものを披露してくれました。普段あまり縁のない音曲です

が、しっとりとした感じが何とも言えません。

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 元酒屋でやるんだからお酒をだしてくれればなあ…と思っていたのはワタクシばかりではなかったよう

な気もしたのですが…。