渋谷 富士屋本店に行ってまいりました。
毎朝、毎晩通り過ぎるだけの渋谷駅ですが、久しぶりに下車して散歩してまいりました。
もちろん酒場めぐりであります。
待ち合わせといえば「ハチ公前」がかつては定番でしたが、最近はなにやら新しい場所も増えているよ
うですね。若い男女がたくさんの渋谷です。
若くないおじさんは彼らを横目で見ながら、渋谷では有名な立飲み店「富士屋本店」に行ってまいりま
した。
国道246号線を渡る歩道橋を降りてすぐ近くにこの酒場があります。
入口では堂々たる看板がおじさま族を誘います。お店は階段を降りた地下にあります。
店内に入ると熱気あふれる繁盛ぶりです。スペースはほぼ正方形に近い形をしていて、カウンター席が
ぐるりとロの字型を描いて配置されているようです。
若い女性客が思っていたより多かったのも最近の傾向なのでしょうか。
お酒は「寒梅」。○○寒梅ではなくてただの「寒梅」です。でもおちょこには「玉の光」と書いてあり
ます。ハイブリッド感覚?のお店のようです。
おつまみも豊富ですがいろいろなブログに登場する「ハムカツ」「ハムキャベツ」をいただきました。
味よりもこうした雰囲気の店にはぴったりの肴ですね。もちろんワタクシにはとてもグッドな味でし
た。
支払はキャッシュオンデリバリー。お金をカウンターに置いて置き、注文の品が揃うと店員がお金をと
って釣銭を置いていく方式です。店員が全員カウンターの中にいますので合理的な方式なのでしょうね。
店内にいくつか店を訪れた著名人の色紙が飾ってありましたが、俳優の大滝秀治のものが3枚もありま
した。
いかにもこの店の空気になじみそうな彼が、カウンターでお酒を飲む姿を想像しながらいただくお酒も
また格別でありました。