朝も早よから赤羽散歩…
日曜の朝だとういうのに、朝6時頃から家人どもがバタバタとしているので起こされてしまいました。
豚児下はバイト。豚児上はSCで仕事しており、今日は早番の仕事。おまけに家人まで友人と新宿の損
保ジャパン美術館に朝からでかけるとのことで、6時過ぎには女性陣は「濃淡」の差はありますが化粧三
昧です。
そんな中取り残されたように家でボーッとしているのも芸がないのでどこかへ散歩に行こうと思い立ち
ました。
み屋があることを紹介していました。しかも日曜日も第一を除いて営業しているとのことでありました。
そこで「こんな早朝から酔っぱらいを輩出する不届きな店は、自ら出張ってお仕置きせねばなるまい」
と疲れた体に鞭打って赤羽駅までやってまいりました。
もともと赤羽は、独身の頃に先輩の社宅が駅近くにあったため一緒に酒盛りをしたあと、奥様やお子様
方の迷惑も顧みず、しばしば転がり込んで泊めてもらった思い出の地でもあります。
久しぶりに降り立った赤羽駅周辺はずいぶんきれいになって、安キャバレーが軒を連ねていた昔の面影
はほんの一角にしかありませんでした。
その一角にお目当ての店がありました。
ところが動機が不純?だったためか、午前10時にもかかわらずシャッターが降ろされたままです。ど
うやら番組が再放送のため、休みが変更になっていたようです。
「ちょうどいい散歩になったわい」と負け惜しみをひとりごちながら戻ろうとすると、飲み屋街の一角
に「喜多屋」という立ち飲み屋が朝からオープンしているではありませんか。
迷わず暖簾をくぐり、中に入ってみました。とにかく庶民派を絵に描いてガラスケースに入れたような
お店でした。
とにかく安い。ビール大瓶が390円。お酒がコップ一杯(1合位)180円。
つまみは、一皿の量はどちらかといえば少量ですが、一番高いつまみでも280円。たいていのつまみが
110円から150円という驚きの安さです。
「味?この値段で味のことを言うなんて野暮だよ。酔っぱらえば味なんか…」と隣のおじさんが言った
たように聞こえましたがワタクシの空耳だったのでしょうか^^ゞ
午前10時過ぎから11時ころまでいましたが、地元のおじさんや結構若い男女も来ていましたね。夜
勤明けの人が一杯ひっかけて帰ることもあるようです。
いやあ、世の中いろんなお店があるものですねぇ。