湯島天神 梅まつりが始まりました
ともありますが、最近はだんだん億劫になってきました。それでもせっかくの祝日ですから出不精の家人
をせっついて湯島まで出かけてまいりました。
ようでした。
一部の梅は咲いておりましたが、まだまだ二分咲きというところでしょうか。
祭りのイベントのために境内にしつらえられた舞台では、なぜかジャワの踊りなんぞをやっておりまし
た。
参道にはテキヤが食べ物の露店を連ねていましたが、境内では甘酒・お団子・饅頭・手打ち蕎麦などが
販売されていましたので、さっそくお蕎麦をいただきました。
ところが家人が周りに聞こえるような大きな声で「蕎麦が固い!」なぞと無粋な感想を述べるので「そ
れを言うならコシがあると言うの!」とたしなめざるをえませんでした。まったく…。
受験シーズンの真っただ中ですので、境内には受験生や親たちの必死の祈願が描かれた大量の絵馬が懸
けられていました。あまりに大量なので崩れないか心配するほどの量でした。重さで崩れ落ちたらシャレ
にならないですものね。
雨が降りそうなどんよりとした曇り空でしたが、予想以上の人出でした。見ごろの2月半ばを過ぎると
もっと大勢の見物客が押し掛けることでしょう。
梅見も終え、家内安全を祈願したあとは、家人が買いたい本があるというのでぶらぶら歩きながら神保
町の三省堂を目指します。
久しぶりにニコライ堂の前を通りました。周りは大きなビルがたったりして雰囲気が変わりましたが、
この教会の周りだけは昔のままですね。
6階建ての三省堂本店をくまなく歩いて本を買ったあとは、地下の「放心亭」という妙な名前のビアレ
ストランで遅い昼食を取りました。
本屋さんの地下にある店のせいか本を読みながら食事をしている人が目立ちます。知的好奇心と食欲を
同時に満たせる至福の時間なのでしょうね。