ご長寿ですね、この方も
両津勘吉なる破天荒な警察官を主人公にしたこの漫画の連載が始まった1976年は会社に入った年で
した。
学生時代でもビッグコミックくらいしか漫画を読みませんでしたが、会社生活を始めたばかりのこの頃
は、毎日の仕事でくたびれ果てて漫画を読む気力も失っておりました。
したがって「こち亀」のことはあとから知りましたが、漫画本で読んだことはあまりありませんでし
た。今でも連載が続いているようですね。驚きの一言です。
今から思うと当時の目黒区生まれのワタクシは、亀戸と亀有の区別もよくわからない状態でしたね。
今回、たまたま用があって亀有駅に降りると駅の北口を出ると真ん前に両津巡査長の像が立っていて
、駅から出てきた人に「よっ、お帰り!」と声をかけているような具合になっています。柴又駅には寅さ
んの像がありますが、両さんの像があることはうっかり知りませんでした。
すぐ近くに交番がありましたのでこれがモデルの交番かいな、と見ると「亀有駅北口交番」となってい
ます。
北口ということは…? と思って南口に回ってみると案の定、こちらにも交番があり「亀戸駅南口交
番」となっていました。こちらの方が新しくて立派でしたね。
おまけにすぐそばに、今度は祭り半纏姿の両津巡査長の像がたっていました。
そういえば漫画の交番は「亀有公園前派出所」になっていましたから、別にこれらの公園前の交番がモ
デルという訳でもないのでしょうね。
さらに彼の少年時代の像も近くに設置されているそうです。
この漫画は少年誌の連載ものとして最も連載記録を持っていてギネス記録に登録されているとか。
彼みたいな警察官でも仕事がつとまる、治安のよい平和な日本であって欲しいなと思いますね。