千住宿を散歩してきました。
緑の日は最高の天気でしたね。
世の中には先週の土曜日からGWに入っているひともいるとか…。うらやましい限りですね。
ワタクシはカレンダー通りです。数少ない休日に家でごろごろしていると、たちまち過食→運動不足→
体重増加→血糖値上昇→メタボ加速…となります(家人曰く「もうなっとるわい!」)ですので少しでも
体を動かそうと午前中から散歩に行くようにはしている最近です。
ということで、今朝は北千住駅周辺をあてもなく散歩しました。
北千住では、西口を出てすぐの「呑んべえ横丁」に朝10時からやっている居酒屋・幸楽があるのでた
まに来ることはあるのですが、呑む用事以外に午前中から歩きまわるのは今回が初めてです。
西口を出てしばらくは銀行、飲食店など雑多な店が並ぶ商店街がまっすぐ続きます。
そんな商店街の一角に周りの雰囲気と全く異質の建物がありました。
洋館風の建物は、古くからある眼科医のようですね。ここだけ周りの風景から切り取ったような別世界
になっています。
商店街の大通りと交差する形で「宿場町通り」が南北に通っていたので入っていきました。ここも飲食
店の多い通りですが、時間も早いのでまだ開いている店はあまりありません。
通りに通じている路地に猫がいたのでしばらくからかいます。近くの幹物屋さんを狙っていたわけでも
なさそうです。
通りを進んでいくと小さな公園があり、このあたりが千住宿だったことを示す表示がありました。昔も
今と変わらず人の往来の多い賑やかなところだったのですね。
いろんなお店の多い通りですがところどころに宿場町を思い出させる江戸時代の建物が残っています。
こういう建物はどんどん少なくなっているのでしょうね。
ここは昔から絵馬や地口行灯、凧を描いてきた吉田屋です。
このお団子屋さんは江戸時代の建物ではなさそうですが、店や看板の雰囲気がレトロっぽくていいです
ね。
周辺にはまだ木造の民家もあり、駅から少し離れただけなのに時間の流れが少しゆっくりしているよう
な気がしますね。
散歩の帰りに汗を流したくなるような銭湯・梅の湯がありましたが、午前中はまだ営業していません。
今度は夕方散歩にきたいものです。
古い家並みを見ているとなんだか歩いているうちにだんだんゆったりした気分になってきました。ごら
んのとおりワン君ものんびりしたものです。
どうやら件の居酒屋は開店しているようでしたが、ぐっと我慢をして散歩を終わりました。血糖値を下
げに北千住に来たのに、酔っぱらって帰ったら家人の大ヒンシュクを買うこと必定ですからね。
やっぱり夕方に来て、散歩して、一杯やって、風呂に入って汗と酔いを流す…次回はこれに限ります。