深川あたりをぶらり
番外編も入れるともっと多くなりますね。
娘・三冬を中心に、彼らの周辺に起きる様々な事件をつづった小説です。藤田まこと主演でテレビ映画化
もされましたね。
その剣客商売の舞台に深川あたりがよく出てきます。一度は深川周辺をのんびり散歩したいと思ってい
ましたが、家人は友人とルーブル美術館展へでかけるというので、一人ぶらぶら散歩をしてきました。
っていました。
一説には紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と伝えられる庭園で、その後所有者が幾たびか変わり、明治になっ
て三菱の岩崎弥太郎が整備して今に至っているとのことです。今は都立の公園となっています。それほど
広い敷地ではありませんが、明治の「回遊式林泉庭園」として親しまれているそうです。観覧客も少なか
ったので静かな時間を過ごすことができました。
気がしますね。
一瞬飲み屋の入口と間違えそうな公衆トイレです。
た。秋山小兵衛の嫁の父の田沼意次のライバルが奇しくも深川に眠っていたのですね。
再現しているのですが…う~ん、あの展示内容なら入場料無料になっていないのが残念でしたね。
で、レトロっぽい雰囲気がなかなかいい味をしています。実際に商店が多いようですね。
清澄通り沿いの町にはたくさんのお寺がありますが、その中で異色なのが法乗院のえんま堂です。なん
だか東南アジアのお寺に鎮座していそうな表情の閻魔さんでした。お賽銭を入れると録音でお説教が一言
二言流れます。
飲み屋さんが狭い通りにぎっしりとならんでいます。夜はきっと賑やかなのでしょうね。
しょうね。お不動さんの参道は「人情深川ご利益通り」という欲張りな名前が付けられていますが、連休
の谷間のせいか思っていたより人では少なそうでした。
を知らなかったため「鶴岡」八幡と勘違いしてしまい、、江戸の話がいきなり鎌倉へ飛ぶのか?とまどっ
たことがありました。
ときは必ず富岡八幡に無事を祈ってから出発したそうです。いかにも歩きだしそうなリアルな像です。
少しくたびれてきたのと、時間も昼時になってきたので、途中で手打ちそばの「はなぶさ」で少し休憩
としました。
それほど汗はかかなかったので、やはりここは熱燗を一本…。おとおしは海苔ですか。
メニューに「下町のレバーのフライ」なんぞというそそるようなネーミングのつまみがあったのでつい
注文してしまいました。
締めはなんといってももり蕎麦です。この店は蕎麦がらを多めに粉にした「田舎」、普通の二八そばの
「江戸前」、そばの実のみを粉にした色も白い「更科」の三種類から選ぶことができます。
麻布十番の「永坂更科」ではじめてそばの実だけ粉にした白い蕎麦を食べて以来すっかりファンになっ
たので今日も「更科」を注文しました。
手うちだけあってコシがしっかりあります。タレはやや辛めでした。なかなかおいしいお蕎麦でした。
入ってきます。
が、今日は清澄からてくてく歩いて来て、橋を渡って月島に入ってきたので、なんだか陸路で国境を越え
て入国したような気分になってきました。
適当に歩いて行くうちに商店街にたどり着きました。西仲通り商店街というようです。
それほどの人出ではなかったのですが、驚いたことに通りの両側にたくさんのもんじゃ焼きのお店があ
り、ちょうど昼過ぎだったせいかあちこちの店で行列ができていたことでした。
店はまったくなく、その存在を全く知らないで育ちました。存在を意識したのはここ十数年位ですね。
どうもあのべちゃべちゃした感じが好きになれないまま、また家人も仙台生まれで全く縁がなかったの
で、結局食わず嫌いのまま今にいたっております。
実際に食べ方もよくわから無い状態です。でもこれだけ行列ができるということはやっぱり美味しいも
のなのでしょうね。そのうち食べ方を知っている人と来ることにしましょう。