仙台とんぼ返り…
先週の土曜日の夜はサッカーW杯のアジア地区最終予選A組の日本vsウズベキスタンをテレビで観戦
しました。
日本が勝つだろうとは確信していましたが、思っていたより苦戦した試合でしたね。シリアの審判の判
定も首をかしげるケースが多々ありましたし、試合開始早々から飛ばした日本が前半の終り頃から足が止
まってきたのも苦戦の原因かもしれません。
何はともあれ4大会連続でW杯出場できるようになったのですからめでたいことです。
かつてサッカーの日本リーグを駒沢競技場で観戦していた頃は、国際試合といっても日本はA代表なの
に海外から来たチームはクラブチーム。おまけに半分観光気分。それでも全然歯が立ちませんでしたね。
予選ではオーストラリアも同じ予選グループでした)などのアジア各国にも全然勝てなかった時代がず~
っと続いていましたが、今となっては夢のようですね。
翌日の日曜日に急な所要ができて家人の実家のある仙台まで日帰りであわただしく行ってきました。
自宅で朝食も満足に摂れなかったので、新幹線に乗り込む前に軽食をとり、スポーツ新聞でウズベキス
タン戦を振り返ります。
日がつらいので、仙台駅ビルの地下飲食街で小一時間ほどの夕食タイムです。
久しぶりに仙台に来たのですから、仙台風のオツマミを出す店で食事にしようということになり、駅ビ
ル地下街の真ん中あたりの「松島」というお店に入りました。
まずは生ビールで乾杯です。今日は浮世の義理に振り回されてへとへとでしたが、ビールの冷気が疲
れを吹き飛ばしてくれました。
仙台生まれの家人と結婚するまで、存在すら知らなかった「ほや」です。
はじめて食べたときは甘いような苦いような少ししびれるような…何とも言えない味にとまどいました
が、慣れてくるとなかなか美味と感じるようになってきました。手りゅう弾のような姿はいまだになじめ
ませんが…。
続いていただいたのが「金華鯖刺」。 仙台の金華山のあたりで鯖なんて獲れるんでしょうか?それは
ともかく、少し炙ってあってなかなかこれがいけます。
これはお酒を呑まずばなるまい…と勝手に理由をつけて注文したのが宮城のお酒「日輪田」です。
家人は日本酒が苦手なので二人分?いただいてしまいました。なかなか香りも良いお酒でしたねぇ。
「へそ大根と仙台麩の煮物」も煮汁の味がしみていかにも郷土料理という感じでした。大根を輪切りに
して真ん中に穴をあけて紐などを通して干して作るんですね。大根も干すと真っ黒に近い色になります。
アワビやシイタケと同様に大根も乾物にしたほうが煮物にしたとき味がよく沁み込むようですね。
家人はカキが好きなので岩ガキを頼みました。少し小振りでしたが新鮮な味でした。ただ今日の岩ガキ
は宮城産ではなく岩手産でした。
続いて出されたのが「牛タンのソーセージ」。これは初めていただきました。牛タン焼とはちょっと異
なるイメージですが、これはこれでビールによく合います。
さて、お酒をもう一杯…と思ったら、もう帰りの新幹線の出発時刻間際なので後ろ髪を引かれる思いで
ホームに向かいました。
売店では地域限定のお菓子を売っていますが、どうもワタクシは「ずんだ」系は苦手です。家人は「ず
んだ」が大好き。結婚して家人の実家ではじめて「ずんだモチ」を出されたとき、正直言って誰か口に入
れたのを吐き出したのかと思ってしまって以来どういけません…。
新幹線に乗り込む前についおつまみを買ってしまいました。仙台駅は駅弁の種類も他の駅に負けないほ
ど多数ありますが、今日はご飯は少なめのものを一つ買いました。なかなか色も鮮やかで楽しいですね。
土産に買い忘れたので、車内のおつまみ用に少し求めました。笹かまぼこには「阿倍の笹かま」のよう
にシンプルなものも美味しいですが、「鐘崎」のチーズやハム入りのもオツマミにはぴったりですね。
…なんだか落ち着かない仙台往復でした。次回はもう少しのんびり行ってきたいものです。